君がやるから
シリアの支援団体への支援を決めました。
きっかけは工藤 周平さんのこちらの記事。
工藤さんは、僕の前々職場の同僚。
僕にnoteを始めるきっかけをくれた方です。
この記事では、支援を決めた理由や想いを整理して共有させて頂こうと思います。
▼ 支援先を選ぶ難しさ
世界中に沢山の支援団体・慈善団体が存在し、素敵な活動を行っています。
CAMPFIRE・Good MorningやReadyforなどのクラウドファンディングのプラットフォームだけでも、数多くの支援団体・慈善団体の継続支援を見つけることができます。
支援団体を見つけるのは簡単なんですが、
支援先を選ぶのは難しいんです。
どの支援団体をみても
本当に困っているし、
強い信念を感じるし、
全力で向き合っているし、
素晴らしい活動をしています。
そんな中から、たとえば「アフガニスタンに支援せずにシリアに支援する理由」等が見つけられないのです。
僕たちは「支援する理由」を探しています。
▼ 支援する理由を整理する
僕が九州北部豪雨では継続支援をしなかったのに、人吉豪雨で継続支援に加わったのは、それが「熊本」で「先輩の実家が被災したから」です。
どれだけ困っているか?
支援が何に使われるか?
どんな思いで支援をされているか?
という支援先に理由を求めるのではなく、
ごく個人的な理由で動いています。
今回は「工藤さんが支援を始めたから」です。
そんなちっぽけな理由です。
▼ ちっぽけな理由こそ必要
1日に20,000人以上の人が飢餓で命を落としていても、1億7,000万人の子供が学校に通えていなくても、今日も美味しいビールを飲む僕たち。
こんな世界だと知っていても支援の一歩を踏み出せない僕たちですが、ほんのちっぽけな理由で動き出すことができたりします。
「好きな人がやってるから」とかです。
「モテそうだから」とか「好感度が大好物だから」とか「知らないことを知りたいから」とかもあるかもしれません。僕のことです。
理由はちっぽけでいいと思います。
立派じゃなくてもいいと思います。
それでも僕がこの継続支援に乗ることで…
僕が工藤さんを応援できる。
僕がシリアについて知るきっかけになる。
工藤さんが書いて良かったと思えるかも。
誰かが支援団体を探してみる気になるかも。
そして、ほんの少しだけ世界が変わるかも。
▼ noteの売上を全額寄付します
もともと僕はnoteの売上は全額寄付することを決めていて、その寄付先は熊本支援チームでした。
熊本支援チームは今後も各地の被災地支援を継続すると思いますが、人吉豪雨災害への活動は一段落するということを聞いていて、そんなタイミングで工藤さんの記事です。
寄付先を熊本支援チームからPiece of Syriaに移行することに決めました。
これは熊本支援チームの活動に共感しなくなったわけでも、応援をやめるわけでも、まして嫌いになったわけでもありません。
今日も熊本の被災者のために汗を流していて、貴重な経験をさせてくださった熊本支援チームには、感謝してもしきれません。
僕は僕のちっぽけな理由に正直になります。
君がやるから、僕もやりたい。
私たちは微力であっても、
無力じゃない。
サムネイル画像はシリア国旗とピースサイン(Peace:平和)のフリー素材ですが、ピース・オブ・シリアはピース(Piece:ひとかけら)です。その言葉に込められた想いも素敵です。