長谷 理(はせ あや)| 現役転職エージェント→ライターにキャリアチェンジ予定

中小転職エージェント所属。→転職エージェントに所属しながら別事業の社内ライターに転向予定。今後は学びの分野から諸々発信できれば。 ■生きてきた時代:昭和~令和(←今ここ)、氷河期世代ド直球 ■趣味:温泉・ドライブ(乗る専門)・超絶時短手抜き料理

長谷 理(はせ あや)| 現役転職エージェント→ライターにキャリアチェンジ予定

中小転職エージェント所属。→転職エージェントに所属しながら別事業の社内ライターに転向予定。今後は学びの分野から諸々発信できれば。 ■生きてきた時代:昭和~令和(←今ここ)、氷河期世代ド直球 ■趣味:温泉・ドライブ(乗る専門)・超絶時短手抜き料理

最近の記事

第21回 良い会社に見えるかどうかは人事の匙加減ひとつ

本業コラムで校正依頼している人から、一文一義と怒られた私は、今日もnoteで一文五義くらいを書き連ねる。 最近1日2本ペースで転職エージェント向け説明会に参加している。もう随分な数の色々な会社を見てきたが、個人的に「この会社良い会社だな!」と思わせる会社の特徴を。 良い会社≠処遇の良い会社給料良くて、休日数多くて、福利厚生たくさんあって。という会社は純粋に増えたと思う。 求人票だけ見ていたら、おおっ!と目に止まる系の会社はたぶんたくさん出てきた。 転職エージェント向け説明会

    • 第20回 サービス内容を振り切る

      有料職業紹介事業所数は2万件を超え、その2万件全てが人材紹介事業をメインとする生業を行っているかといえばそうではないのだが、当社のような聞いたこともない人材紹介会社から、R社などの超大手まで、とにかく数が多い業界であることは確かであり、サービス内容も大差なく、差別化したければ紹介料を激安にして価格崩壊でも起こすしかないかな?くらいに思っていたが、私次第で崩壊起こさなくてもいけるかもよ?と思った話。 紹介決定率50%超えの驚異数年前にCA(両面型)3名から始めたベンチャー人材

      • 第19回 とりあえず無形商材の営業職に就いておけば鉄板

        かくいう私も新卒の頃は営業職に就くことが一番選択肢に無かったことであり、営業の仕事をやったことが無い人は「営業=厳しそう、大変そう」というイメージが先行する。 しかしながら何ら専門知識も無い、これといったスキルも無い、という人がキャリア形成を行うには営業職がベスト。というのは私が体現しているので(笑)営業職って素敵やん!キャンペーンを展開してみる。 有料20万円の営業アカデミー先日、学歴経歴性別不問、年齢だけ40歳まで。が応募条件というゆるっとしたインサイドセールスアウトソ

        • 第18回 履歴書と職務経歴書が書けない

          個人応募でも転職エージェント経由でも、選考の第一段階はまず書類選考であり、書面において「私はこういう経歴でこういう志向のもと仕事を行ってきた」という自己アピールをしなければならない。 自叙伝のように長々と生きてきた背景から何から何までを詳細に書くわけにもいかず、書面で簡潔に自分を伝えるというのは中々難しいこと。 そして、履歴書と職務経歴書が全然書けていない人が多い現実。 書類選考で落ち続ける理由はそこにある。 有料の履歴書・職務経歴書添削/作成代行サービスをやっています自分

          第17回 転職回数は年齢の1/10回まで_書類で足切りされる圧倒的理由

          ↑でも書いたのだが、転職回数について更に深掘りを。 転職エージェント向け企業説明会に参加して一番厳しいと思うことが、応募基準における「転職回数の制限」である。 職種によるところもあるのだが、ベースになりつつある基準が「年齢の1/10回まで」という回数制限。 企業は何を思ってこの制限を設けているのか? 転職回数が多い自覚のある人は危機感を抱いて欲しい話。 私は今の会社で表向き4回目の転職私自身も転職回数は多い部類に入り、今の会社で表向き4回目の転職である。 今年でちょうど40

          第17回 転職回数は年齢の1/10回まで_書類で足切りされる圧倒的理由

          第16回 夜の蝶からジョブチェンジ

          実は夜の蝶対象の転職支援もやっていたり。 正しくは夜の蝶の転職支援をやっているところからヘルプの依頼をされた場合にのみ動く。なので、取り扱いケースは正直少ない。 ナイトワーカーな彼女たちの昼職ジョブチェンジのお話。 リアルな昼職ジョブチェン記事というのはとても少ない人材紹介はあらゆる分野に進出しており、昼職への転職を希望する夜職の皆さん専門の人材紹介会社というのも存在する。 その人材紹介会社を介して転職した人のクチコミやブログ記事でも見てみようではないかとザーッと確認して

          第15回 最低賃金

          本業コラムで最低賃金を取り上げた内容を執筆し、(執筆とか仰々しい)最低賃金は地域格差があるよね。程度の知識しかない私は、当然色々な文献を調べながら書いたわけだが、東洋経済オンラインとダイヤモンド・オンラインの意見が真っ二つに割れていて大変興味深い。 また、本業コラムは品行方正を大切にしているので(笑)ちょっとこちらで所感を。 最低賃金についてそこまで深く考えたことが無かった私は今の仕事に就くまで、随分と長らくの間、時給制の仕事で働いてきたわけだが、高校短大とずっとアルバイト

          第14回 給料は仕事への対価ではなく意識の高さへの対価

          人材紹介業…それっぽく言うと、HR業界の、特にコーディネーター(アドバイザー)は、「困っている人(求職者)に寄り添いたい」的な動機が強い人は向かないと言われている。 第1回でも書いた通り、「有料職業紹介」に属する企業で働く以上は、会社に利益をもたらさなくてはならないので、「売上」を意識する必要が出てくる。 すぐ辞めてしまう人はそのギャップに負けるわけだが、HR業界に限らず、会社で働き、給料を得るという根本の意味を転職に絡めて。 とてつもなく大変な仕事なのにビジネス面では「

          第13回 昭和63年、実質昭和最後の年。

          昭和天皇は昭和64年に入ってすぐ崩御されたので、昭和63年(1988年)が実質昭和最後の年である。 筆者、小学校1年生になる年。まだ世の中の景気なんてわからなかったあの頃。 当時の新聞が丸っと出てきたので、タイムスリップ。 1988年3月14日の新聞先日、庭で収穫したさくらんぼを持って、私と夫双方の実家に届けてきた。 その際、夫の母から「ちょうど良かった、これ持って帰ってちょうだい。」と渡されたのが、夫の大学の卒業証書等、学生時代の品々。 夫は実家を離れるときにほとんど持

          第12回 採用の裏側_運も実力のうち?

          これまでにも、筆者の経歴が低スペックであること↓ や、氷河期世代で就職しくった組であることはチラホラ触れてきたが、そんな人間が30を過ぎていきなり正社員で年収が倍(※前職がおそろしく低すぎる)になったのが6年近く前。 そんな人間を採用した会社って___?? 世にもクレイジーな採用劇。 本気で転職を考えたのは「まだ見ぬ弟の将来の妻のため」就職に失敗して13年。非正規しか経験がなく、当然これといった実績もない。 しかしながら、やる気だけは無駄にあり、ゆとり世代の名の通りゆと

          第11回 年齢の冬、転職回数の冬。

          「金鳥の夏、日本の夏。」って素晴らしいキャッチフレーズですね。キンチョールではなく、花火を見上げながら団扇片手に縁側で涼む浴衣美人(縁側には蚊取線香)が連想される見事すぎるキャッチ。 転職も、何かアゲ↑イメージになる素敵なキャッチフレーズがあれば…と思うものの、氷河に閉ざされた時期が長かった私には、極寒の景色しか浮かばない…私世代以上の求職者がぶつかる絶壁の話。 履歴書の中身を見る順番企業が書類選考で履歴書を確認する時に見る順番がある。 ①写真 ②年齢 ③学歴 ④転

          第10回 某転職エージェント担当者と私_模範編

          Rエージェントを利用して担当ガチャで外れを引き、1件も内定を得られずに終了したのは前回の話。次はRエージェントの利用を勧めておきながら、ちゃっかり自分のところから紹介を決めた転職エージェントの話。(いや、神です…) 何で登録しようと思ったかの記憶は定かでない悲しいかな、何年も前のことで、登録経緯を覚えていない…歳か…歳のせいか…。 たぶん普通にネットで検索して、何となく良さそうだなと思って登録したのだろう。 この転職エージェントは外資系で、有名なのは人材紹介よりも派遣の方だ

          第9回 某転職エージェント担当者と私_反面教師編

          noteを始めてちょうどひと月近くたち、当初は1記事に10個もスキが付けば御の字かなと思っていたが、皆様反響ありがとうございます。 特にこの第6回の記事への反響が大きく(長谷の記事比)うれしかったので(笑)記事内にある私が利用した「超大手転職エージェント」の担当者との日々について掘り下げを。 つかみはOK!超好印象からのスタート超大手転職エージェントは日本にいくつかしかないので、R社とする。(バレバレ) R社を利用しようと思ったのは、実は他社エージェントからR社を使うと良

          第8回 仕事が決まらない人は有効求人倍率を要確認 -大都市に仕事があるは幻想-

          新型コロナウイルスが世界を席巻して早1年半近く。とても向こう2、3か月で収まる気配は無い。 転職市場もコロナによる経済停滞の影響を受け、求人数が激減。若年者であれば何かしら正社員の職にありつけていた売り手市場は遠い昔の話になりつつある。 毎月1回、ニュースで少し騒がれる「有効求人倍率」を皆さんはしっかり見たことがあるだろうか? この数字、侮るなかれ。仕事が決まらない理由が全て凝縮されている。 有効求人倍率とは? ~奪い愛、冬~求職者1人あたり何件の求人があるかを示すものであ

          第8回 仕事が決まらない人は有効求人倍率を要確認 -大都市に仕事があるは幻想-

          第7回 待遇の良い企業は「地頭の良さ」を求める

          年収500万円以上、完全土日休みの年間休日125日以上、スーパーフレックス導入、リモート勤務可…ああ、そんな会社に入ってみたい。 誰もが応募を検討したくなるその企業、ちゃぶ台ひっくり返したくなるくらい(?)選考基準が超絶ハードモード! では、どんな人材を求めているか? 知らない方が幸せ…かも。 転職エージェント向け企業説明会新卒向けの企業説明会同様、転職エージェント向けにも企業説明会が開催されることが度々ある。 転職エージェントに企業の良さや特長の詳細を伝え、企業の採用担

          第6回 転職エージェントは使わない方が良いという噂

          最近、転職エージェントを経由して応募すると良い結果にならないというツイートや何やらをよく見かける。 転職エージェントを使うと何が悪いのか?使うメリットはゼロなのか? 転職エージェントを使って転職エージェントに転職した現役転職エージェントのぶっちゃけ話。 企業は紹介料に見合った人材が欲しい転職エージェントを否定する人達はこのせいで…と思われているのだろう。 企業は転職エージェントを介して雇用をした場合に、決して安くはない紹介料を支払う。 企業が紹介料に見合った人材を紹介してほ