【食べログ点数変動レポート】2024/5/21変動は「二極化加速」か
こんにちは、Rears(リアーズ)広報部です。
私たち「Rears(リアーズ)」では、「ぐるなび」「食べログ」といったグルメサイトを対象に、常に数百店舗ほどのアクセス数や予約数の推移を追っています。
アクセス数だけでなく、「点数」も観測対象としており、毎月2回・原則第一・第三火曜日の食べログ点数変動時のレポートも行っております。
今回も、私たちが把握できた範囲での変動について共有いたします。
まとめ
大まかにまとめると、「二極化加速」といった変動だったようです。
〇変動店舗の割合
変動した店舗は平均比約2倍の割合とかなり多く、下降がやや多い割合(約52%)で変動。
とは言えこれまでの平均も「45.82%/54.18%」で下降寄りなので、概ね平均的な変動と言える。
〇変動幅
上昇・下降幅は「0.024/-0.015」と平均の「0.025/-0.016」と同程度の変動幅。
最大変動幅は「0.16/-0.02」と平均の「0.09/-0.03」と比較し上昇が大きい。
〇変動店舗の傾向
以下の通り、上昇が高めで発生・下降はやや低めで発生。
※()は過去の平均
・上昇:3.34→3.36(3.29→3.32)
・下降:3.30→3.29(3.32→3.30)
食べログ点数変動の内容
今回の点数変動は、以下のようなものでした。
項目を個別に書き出すと、このようになります。 ※()=割合
・変動店舗数:168/546(30.77%)
・上昇/下降店舗数:79/89(47.02%/52.98%)
・3.5跨ぎ上昇/下降店舗数:6/3(3.57%/1.79%)
・平均上昇/平均下降:0.024/-0.015(0.73%/-0.45%)
・最大上昇/最大下降:0.16/-0.02(4.76%/-0.66%)
食べログ点数変動の傾向
私たちは点数変動の推移を2020/11から追っており、平均値も算出しているので、比較も記載します。
・変動店舗数:168/546(30.77%)
平均値「16.92%」より約2倍と多い。
・上昇/下降店舗数:79/89(47.02%/52.98%)
平均値「27.2/37.7(45.82%/54.18%)」と概ね同程度の割合。
・3.5跨ぎ上昇/下降店舗数:6/3(3.57%/1.79%)
平均値は「1.2/1.6(1.65%/1.81%)」、今回は上昇・下降とも多数発生。特に上昇が多い。
・平均上昇/平均下降:0.024/-0.015(0.73%/-0.45%)
平均値「0.025/-0.016(0.77%/-0.48%)」と比較し、上昇・下降とも同程度。
・最大上昇/最大下降:0.16/-0.02(4.76%/-0.66%)
平均値「0.09/-0.03(2.85%/-0.99%)」と比較し、上昇が大きく下降がやや小さい。
上昇・下降発生店舗の傾向
「変動前後の点数」を、2020/11以降の平均と併せて見てみたいと思います。
項目ごとに並べてみると以下のような形になります。
・【全体】変動前平均→変動後平均(過去平均):3.32→3.32(3.31→3.31)
・【上昇】上昇前平均→上昇後平均(過去平均):3.34→3.36(3.29→3.32)
・【下降】下降前平均→下降後平均(過去平均):3.30→3.29(3.32→3.30)
()内、2020/11以降の平均と比較しますと、上昇が高め・下降が低めの店舗で発生しておりました。
おわりに
以前は、食べログ点数は「上がりやすく下がりにくい」といった傾向でしたが、2022/3/1以降の大規模低下の連続で、低下発生率の方がやや優位になってきています。
食べログ全体における、点数が高い店舗の傾向として、口コミ投稿数と点数の間に相関があるため、地道に口コミ獲得を続けていくことが重要です。
※以下、過去のnoteをご参照ください。
次回変動時もまたレポートしていきますので、フォローいただけると嬉しいです。
ご覧いただきありがとうございました。
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