【食べログ点数変動レポート】2022/10/18変動は「低めの店舗で大きく下降」か
こんにちは、Rears(リアーズ)広報部です。
私たち「Rears(リアーズ)」では、「ぐるなび」「食べログ」といったグルメサイトを対象に、常に数百店舗ほどのアクセス数や予約数の推移を追っています。
アクセス数だけでなく、「点数」も観測対象としており、毎月2回の食べログ点数変動時のレポートも行っております。
10/18(火)にも変動が起きていましたので、私たちが把握できた範囲になりますが、変動について共有いたします。
まとめ
大まかにまとめると、「低めの店舗で大きく下降」といった傾向がありました。
・変動店舗の割合
変動した店舗の割合は平均よりもやや少ないが、下降がやや多い。
・変動幅
上昇が低く、下降幅は1.5倍ほどと大きい。
・変動店舗の傾向
上昇・下降店舗とも、元の点数が平均より低めの店舗で発生。
食べログ点数変動の内容
今回の点数変動は、以下のようなものでした。
項目を個別に書き出すと、このようになります。 ※()＝割合
・変動店舗数：28/315(8.89%)
・上昇/下降店舗数：11/17(39.29%/60.71%)
・3.5跨ぎ上昇/下降店舗数：0/0(0.00%/0.00%)
・平均上昇/平均下降：0.020/-0.023(0.62%/-0.71%)
・最大上昇/最大下降：0.05/-0.03(1.63%/-0.99%)
食べログ点数変動の傾向
私たちは点数変動の推移を2020/11から追っており、平均値も算出しているのですが、それらと比べると以下のように「低めの店舗で大きく下降」という傾向だったようです。
・変動店舗数：28/315(8.89%)
平均値「11.67%」よりもやや少ない。
・上昇/下降店舗数：11/17(39.29%/60.71%)
平均値「15.5/18.5(46.99%/53.01%)」と比べ、上昇がやや少なく、下降は概ね同程度。
・3.5跨ぎ上昇/下降店舗数：0/0(0.00%/0.00%)
平均値は「0.4/0.9(1.37%/1.71%)」で、観測できた範囲では発生なし。
・平均上昇/平均下降：0.020/-0.023(0.62%/-0.71%)
平均値「0.025/-0.016(0.77%/-0.47%)」と比較し、上昇が低く、下降幅は1.5倍ほどと大きい。
・最大上昇/最大下降：0.05/-0.03(1.63%/-0.99%)
平均値「0.07/-0.03(2.13%/-1.05%)」と比較し、上昇が低い。
上昇・下降発生店舗の傾向
「変動前後の点数」を、2020/11以降の平均と併せて見てみたいと思います。
項目ごとに並べてみると以下のような形になります。
・【全体】変動前平均→変動後平均(過去平均)：3.26→3.25(3.28→3.28)
・【上昇】上昇前平均→上昇後平均(過去平均)：3.24→3.26(3.25→3.28)
・【下降】下降前平均→下降後平均(過去平均)：3.27→3.25(3.30→3.29)
()内の平均と比較しますと、上昇・下降とも、平均よりも低めの店舗で動きがあったようでした。
全体的には、これまでの傾向通り「元が高めの店舗は下がりがち・低めの店舗は上がりがち」に当てはまっていると言えます。
おわりに
以前は、食べログ点数は「上がりやすく下がりにくい」といった傾向でしたが、3/1以降の大規模低下の連続で、低下発生率の方がやや優位になってきています。
食べログ全体における、点数が高い店舗の傾向として、口コミ投稿数と点数の間に相関があるため、地道に口コミ獲得を続けていくことが重要です。
※以下、過去のnoteをご参照ください。
次回変動時もまたレポートしていきますので、フォローいただけると嬉しいです。
ご覧いただきありがとうございました。