【食べログ点数変動レポート】2022/3/15変動は「狙い撃ち感アリ」の「局地的な激震」
こんにちは、Rears(リアーズ)広報部です。
私たち「Rears(リアーズ)」では、「ぐるなび」「食べログ」といったグルメサイトを対象に、常に数百店舗ほどのアクセス数や予約数の推移を追っています。
アクセス数だけでなく、「点数」も観測対象としており、毎月2回の食べログ点数変動時のレポートも行っております。
3/15(火)にも変動が起きていましたので、私たちが把握できた範囲になりますが、変動について共有いたします。
まとめ
・変動店舗数自体は「概ね平均的」
・内訳は、下降数が「約1.5倍」・下降点数も「約1.5倍」
・変動発生店舗は、3/1(火)変動時の上昇/下降から連続しているものが散見され、「狙い撃ち感」もある
食べログ点数変動の内容
今回の点数変動は、以下のようなものでした。
項目を個別に書き出すと、このようになります。
・変動店舗数：40/343(11.66%)
・上昇/下降店舗数：10/30(25.00%/75.00%)
・3.5跨ぎ上昇/下降店舗数：0/4(0.00%/10.00%)
・平均上昇/平均下降：0.017/-0.023(0.52%/-0.67%)
・最大上昇/最大下降：0.03/-0.04(0.99%/-1.14%)
食べログ点数変動の傾向
私たちは、点数変動の推移を2020/11から追っており、平均値も算出しているのですが、それらと比べると以下のように「一部店舗ながら大きな点数変動(下降)」といった変動だったようです。
・変動店舗数：40/343(11.66%)
平均値「12.07%」と概ね同じ発生率。
・上昇/下降店舗数：10/30(25.00%/75.00%)
平均値「16.1/17.4(49.37%/50.63%)」と比べ、下降の割合が1.5倍以上と多い。
・3.5跨ぎ上昇/下降店舗数：0/4(0.00%/10.00%)
平均値「0.4/0.7(1.40%/1.54%)」と比べ、下降が非常に多い。
・平均上昇/平均下降：0.017/-0.023(0.52%/-0.67%)
平均値「0.026/-0.015(0.80%/-0.44%)」より1.5倍ほど下降に寄った結果。
・最大上昇/最大下降：0.16/-0.04(4.73%/-1.14%)
平均値「0.07/-0.04(2.12%/-1.08%)」と比較し、上昇幅が約半分。
…といったように、店舗数自体は小規模でしたが下降の割合が大、点数の内訳も下降幅が大きく、上昇幅が小さい傾向となっていました。
「まん延防止」の影響で、点数に大きな影響のあるクチコミ投稿数が減少した影響、とも考えられます。
※前回リサーチより、クチコミ総数と点数には「相関アリ」傾向。
今回変動の深掘り
今回の変動も、少々掘ってみたところ、「上昇店舗」及び「3.5跨ぎの下降」で気になる点がありました。
上昇店舗について
今回上昇していた10店舗のうち、5店舗は前回3/1(火)の変動時にも上昇していました。
内訳は以下の通り、微量の上昇が連続して発生している傾向がありました。
【内訳】
・天王寺(大阪)×寿司：0.01上昇→0.01上昇
・難波(大阪)×寿司：0.01上昇→0.01上昇
・高田馬場×ラーメン：0.01上昇→0.02上昇
・神保町×カフェ：0.02上昇→0.01上昇
・静岡×居酒屋：0.16上昇→0.01上昇
3.5跨ぎ下降店舗について
今回、3.5を跨いで大幅に変動した4店舗全てにおいて、前回3/1(火)の変動時にも下降が生じていました。
内訳は以下の通り、僅か半月の間に約0.1も下がるのは非常に大きな変動です。
【内訳】
・恵比寿×スペイン料理：0.04下降→0.04下降
・品川×割烹：0.04下降→0.03下降
・池袋×鉄板焼き：0.04下降→0.04下降
・五反田×焼肉：0.04下降→0.04下降
おわりに
前述の通り、上昇・下降店舗が3/1(火)の変動から連続しており、「偶然」っぽさをあまり感じない結果となっていました。
もちろん、恣意的な変動ではないものと思われますが、連続して下降し、半月の間に0.1近く変動した店舗が複数あることから、今後も継続してチェックしていく必要がありそうです。
次回変動時もまたレポートしていきますので、フォローいただけると嬉しいです。