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【食べログ点数変動レポート】2022/6/7変動は「低い店舗」の「二極化」か

こんにちは、Rears(リアーズ)広報部です。

私たち「Rears(リアーズ)」では、「ぐるなび」「食べログ」といったグルメサイトを対象に、常に数百店舗ほどのアクセス数や予約数の推移を追っています。

アクセス数だけでなく、「点数」も観測対象としており、毎月2回の食べログ点数変動時のレポートも行っております。

6/7(火)にも変動が起きていましたので、私たちが把握できた範囲になりますが、変動について共有いたします。

まとめ

大まかにまとめると「元の点数が低めの店舗」で「上昇・下降幅とも大き目」の変動だったようです。

・変動店舗数
これまでの平均と概ね同じ割合。

・変動幅
上昇・下降とも平均値よりも大きい。

・変動店舗の傾向
上昇・下降とも、元々の点数が低い店舗で発生。

食べログ点数変動の内容

今回の点数変動は、以下のようなものでした。

↑店舗数・割合
↑点数・上昇/下降率

項目を個別に書き出すと、このようになります。

・変動店舗数:44/335(13.13%)
・上昇/下降店舗数:23/21(52.27%/47.73%)
・3.5跨ぎ上昇/下降店舗数:0/1(0.00%/2.27%)
・平均上昇/平均下降:0.032/-0.021(0.99%/-0.64%)
・最大上昇/最大下降:0.13/-0.03(4.11%/-0.95%)

食べログ点数変動の傾向

私たちは、点数変動の推移を2020/11から追っており、平均値も算出しているのですが、それらと比べると以下のように「元の点数が低めの店舗で大きく上昇」という傾向だったようです。

・変動店舗数:44/335(13.13%)
平均値「12.13%」よりも僅かに多い割合。

・上昇/下降店舗数:23/21(52.27%/47.73%)
平均値「15.9/18.7(47.53%/52.47%)」と比べ、上昇・下降店舗数ともにやや多い。

・3.5跨ぎ上昇/下降店舗数:0/1(0.00%/2.27%)
平均値「0.5/1.1(1.41%/1.90%)」と比較し、上昇がないものの概ね同じ。

・平均上昇/平均下降:0.032/-0.021(0.99%/-0.64%)
平均値「0.026/-0.015(0.79%/-0.45%)」と比較し、上昇・下降ともやや多い。

・最大上昇/最大下降:0.13/-0.03(4.11%/-0.95%)
平均値「0.07/-0.04(2.17%/-1.07%)」と比較し、上昇幅が倍近く大きい。

上昇・下降発生店舗の傾向

「変動前後の点数」を、2020/11以降の平均と併せて見てみたいと思います。

項目ごとに並べてみると以下のような形になります。

・【全体】変動前平均/変動後平均(過去平均):3.22/3.23(3.28/3.28)
・【上昇】上昇前平均/上昇後平均(過去平均):3.22/3.25(3.25/3.27)
・【下降】下降前平均/下降後平均(過去平均):3.23/3.21(3.31/3.29)

全ての変動において、「通常よりも点数の低い店舗で変動」といった傾向があったようです。

特に、下降店舗については3.3以上の店舗で発生する傾向が強かったですが今回は3.23と、元々の点数が低い店舗で下降していたのは特徴的でした。
※これは、計39回の観測の中では4番目に低い数値です。

3/1以降、「点数が高すぎる・低すぎる店舗が均された」ような節を感じていましたが、そこで下がった店舗が更に二極化しているかのような傾向を感じました。

おわりに

以前は、食べログ点数は「上がりやすく下がりにくい」といった傾向でしたが、3/1以降の大規模低下の連続で、低下発生率の方がやや優位になってきています。

今回は、私たちが把握している店舗では上昇優位ではありましたが、変動店舗の点数が低めだったあたり、通常とは異なる傾向が見て取れました。

食べログ全体の傾向としては、以下のように口コミ投稿数と点数には相関があるため、地道に口コミ獲得を続けていくことが重要です。

※詳細は以下、2022/3/9記事より

次回変動時もまたレポートしていきますので、フォローいただけると嬉しいです。

ご覧いただきありがとうございました。

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