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伝説のスーパー営業マン!(番外編2)賃貸営業は「マルチタスク能力」だ
賃貸営業は「マルチタスク能力」が大事!?
前回、スーパー営業マンの仕事術を話しましたが、マルチタスクと記憶力が大事としました。
きち子は、特に「マルチタスク」能力の方が大事ではないかと思っています。
そのキーワードは「インターネット」です。
お客様の方が物件に詳しい
不動産営業、特に賃貸は、インターネットの登場・「SUUMO」の登場で、お客様と不動産会社との「情報の非対称性」がお客さまに偏ってきていると思うのです。
インターネットのない、いにしえの時代では、賃貸の販売情報は「不動産会社に足を向ける」か、「不動産会社からのチラシでの限定された情報」でしかお客様は知ることができませんでした。
しかも、「たくさんの物件を一度に簡単に比較」したり、「今、まさに出ている最新の情報を得る」ことができなかったのです。
ですが、インターネットの登場で、こうしたお客様のお困りごとが解決されてしまいました。すべての情報が、どんなところにいても、瞬時に受け取れるようになったのです。
今では、物件広告では、360度カメラや、動画でも紹介されていることもあるほどです。
つまり、今は、お客様の方が、営業マンより物件の相場のことを本当によく知っている。新着情報もお客様の方がチェックが早い。
お客様のほうが、エリア、家賃、条件がピンポイントなので、当然と言えば、当然です。本当に詳しい。
正直、営業マンは、常時新着をチェックできるわけでもなく、何百ある物件を覚えられません。
ピンポイントでやってくるお客様が増えた
そうしたお客様は、「ピンポイントでこれが見たい」とリクエストされます。物件がすでになかったら、またピンポイントで自分で探す、を繰り返す。
そうしたお客さまに、営業マンからの「提案」は通じない。お客様の方が詳しいからです。
変わってきている?賃貸営業マンの能力
ピンポイント客が増えると、営業マンに求められるのは、提案力よりかは、「ピンポイントさんへの案内&契約をいかに早くこなすか」になってきます。
マルチタスク能力が求められるのです!!
能力ある人を厚遇しないブラック企業
わがブラック不動産会社で今も語り継がれている「伝説のスーパー営業マン」。
もしかして、スーパーマンとして輝けたのは、インターネットの時代での、賃貸営業という舞台だったからかもしれません。
スーパーマンは、道徳観・倫理観が崩壊していたので、ブラック不動産会社に向いていたのに。
ざーんねんながら。
ブラック不動産会社には、そんなスーパー営業マンを厚遇するわけでもなく。スーパーマンは、新天地へと飛び去ってゆきました。
シュワッチ!(←古い)
(おわり)