あずきの母

元野犬の保護犬と関東で暮らす

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最近の記事

懐かない元野犬との生活5(遠出ってどうなの?)

前回はあずきサンと山に行った話を自慢気に書いてしまいました、ごめんなさい。 犬と山に行って充実した時間を過ごしたって得意気に書いてしまったけど本当はモヤる所もある。 実は以前あずきサンをドッグランに連れて行ったことが2回程ある。 1回目は人と犬が多くてあずきサンいつものイヤイヤが発動、ランに入るどころか近づくことすら出来ずに退散。 2回目は誰もいないランに挑戦、渋々入ったけれど端っこをノロノロ歩くだけでランしない、ドッグランなのに、、、。 知らない場所に連れて来られるって

    • 懐かない元野犬との生活4(山に行ってみた)

      臆病で警戒心が強い元野犬のあずきサンの散歩は気を使う。 人ダメ、自転車ダメ、車ダメ、工事の音ダメとダメダメづくし。 結果早朝と夜遅めの散歩となる。 散歩自体は嫌いじゃないみたいでハーネスとリードを用意すると自ら玄関に行きスタンバイ、賢いのである。 でも前から他犬が来ると固まったり回れ右して逃げたり、車や自転車が来ると壁と私の間で縮こまったりと中々大変である。 特に苦手なのが小さな子供で、近くで幼児がキャッキャ言って騒いでいようものならこの世の終わりの様な顔をして動けなくなっ

      • 懐かない元野犬との生活3(亡くなった犬を想う)

        岸政彦先生の著書にハマっている。 小説も全て良かったし「断片的はものの社会学」や「街の人生」も好きだ。 でも今のところ1番のお気に入りは「にがにが日記」。 この本は岸先生おさい先生とおはぎちゃんの別れの物語だと思っている。 私も犬との別れを経験した。 もう何十年も前、どういう経緯かは忘れたけれど実家で雑種の仔犬を貰い受け姉夫婦に引き取られた。 モミジと名付けられた仔犬は子供のいない姉夫婦にとっては息子の様な存在で兎に角かわいがりまくっていた。 私もモミジ会いたさによく姉夫

        • 懐かない元野犬との生活2 (元野犬と夫)

          夫はあずきサンのことが大好きだ。 あずきサンはそうでも無さそうだけど。 夫とあずきサンの出逢いは私があずきサンと初めて対面した後、夫を連れてセンターを再訪した時だ。 譲渡は事前に同居家族全員と犬が対面する事が条件なのだ。 あの時私は夫があずきサンを気に入るかどうかとても心配だった。 実はこの数週間前、野犬の仔犬の譲渡会に夫と参加した。 そこにいたのは人懐っこくて可愛らしい仔犬達。 参加者皆んな仔犬達を撫でたり舐められたりとキャッキャしながら触れ合っていた、夫以外は、、、。

        懐かない元野犬との生活5(遠出ってどうなの?)

          懐かない元野犬との生活

          偶然社会学者で作家の岸政彦先生のXに出逢い、先生の愛犬ちくわちゃんの投稿にすっかり夢中になってしまった。 そしてほんの少し先生を羨ましくも思っている。 ちくわちゃんはウチの愛犬あずきサンと同じ元野犬の保護犬。 ちくわちゃんの可愛いさはビジュアルの良さも勿論だけれどもなんと言ってもその表情。 天真爛漫ないかにも幸せそうな笑顔を見せてくれる。 SNSの愛犬の投稿に笑顔と称したものが沢山見受けられるけれど実際はストレススマイルがとても多い。 でもちくわちゃんの笑顔は正真正銘の本物

          懐かない元野犬との生活