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理想を語る子供に現実を見せるのが大人の仕事


理想を語ると子供っぽい感じがするので、私は「現実」という言葉が好きだ。若い頃から現実という言葉を多様していた。だから、夢とか理想とか語るのが恥ずかしくなる。

そんな現実。今、私の目の前にはハイハイをしそうでしない赤ちゃんがいる。
現実、この子は確実に大きくなっており、私は152センチで身長が止まってから10年以上が経つ。
現実的に考えて、この子が私の身長を超すのは10年後だろう。その時、再び理想を語りだすティーンエンジャーが私の目の前に現れる。
私は、理想を語る若者を馬鹿にする大人になりたくはないが、理想を聞くのも小っ恥ずかしい。
だから、現実的に考えて大人らしく答える。

「現実的に考えてあなたなら、何でも叶えられるからね。なぜなら、現実のあなたはとても賢く勇敢で優しくて可愛くて素晴らしい存在だから。」

と客観的な現実をクールに語る。そんな日が来る現実が私の理想だったりする。


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