究極の断捨離祭りがうまく出来なかったのは
「地球全体が私の家」をコンセプトに、家を持たない生活への移行を決意しました。これに伴い、究極の断捨離に挑戦しているのですが、思った以上に難しさを感じています。
以前、海外ノマド生活をしていた時は、スーツケース1つとリュックだけの生活を実現できました。服は3着だけを厳選し、本当に必要なものだけを持ち歩く経験は、とても価値のあるものでした。
今回も同じように極限までの断捨離を目指したのですが、知人の離れを借りられることになり、「ここに置いておける」という選択肢が生まれたことで、どこか気持ちが緩んでしまっているようです。季節ごとの服の問題や、これから向かう場所が決まっていない不確実さも、決断を難しくしています。
今の家に引っ越した時に気づいたのは、ミニマリスト志向の私でさえ、一人暮らしをするのにこれだけの物が必要になるということ。100均での買い物だけで100個近くの物を揃え、支払いが9000円以上だったことは衝撃的でした。
便利で安価な100均は、新生活には本当にありがたい存在です。しかし同時に、「100均だから」と気軽に買って捨てることの問題性も感じています。これからは、物を買うときは本当に必要なものを厳選し、長く大切に使えるものを選びたいと思います。シェアの時代だからこそ、一人一人が物を持つことの意味を考え直す必要があるのかもしれません。
引っ越しという物理的な移動は、私の中で「物」との関係を見直すきっかけとなりました。これからは、本当に必要なものだけを持ち、より軽やかに生きていきたいと思います。
▼こちらの内容は、ポッドキャストでより具体的な話もしていますので、良かったらこちらも聞いてみてくださいね。