どうます

昔昔、公立中学校の数学の教員でした。中学校数学の授業での課題づくりが好きです。生徒たち…

どうます

昔昔、公立中学校の数学の教員でした。中学校数学の授業での課題づくりが好きです。生徒たちが数学をする活動を目指していました。だいぶ錆び付き、しかも時代遅れです。お時間が許せば、ご覧ください。

最近の記事

一番大きくなるのは、どこ? ★証明の必要性を感じるよう問題をこのように変えてみました

「問い」の工夫です。 中学2年数学の三角形の合同の証明で、次のような問題があります。 重なる面積が等しくなる説明のため、合同になりそうな二つの三角形を見い出し、その二つの三角形が合同になることを証明します。 目的に沿って知識を活用する問題です。 しかし、「どうして?」「説明したい」という意欲の喚起には少々難ありとと感じていました。 そこで、同じサイズの折り紙二枚を全生徒に配布し、このような「問い」に変更しました。 生徒は問題場面に沿って二枚の正方形を動かしながら考えます

    • 回文になる自然数にきまりあり!? ★調べてみるとこんなきまりがありました

      「竹藪 焼けた(たけやぶ やけた)」「ダンスが 済んだ(だんすが すんだ)」のように、前から読んでも、後ろから読んでも同じ文章になる文章を回文というそうです。 自然数にも、左から読んでも、右から読んでも同じ自然数があります。 中学2年数学「文字式の利用」で行った授業を思い出しながら、記載します。 左から読んでも、右から読んでも同じ自然数を紹介します。 <例> 55 272 3113 47674 等 問い 「右から読んでも、左から読んでも同じ数になる4桁の自然数があります。

      • クロスチャートを使った数学的活動を考えてみました ★表にまとめて加重をつけるとこうなります

        現行の中学校学習指導要領・数学の目標は、「数学的な見方・考え方を働かせ,数学的活動を通して,数学的に考える資質・能力を次のとおり育成することを目指す。 … (続く)」とあります。 そこで、日常生活の中で、数学的活動(数学的活動ぽいモノ)を行ってみました。 場所選びに挑戦! 文書をかいたり計画を立てたりするために、週に1,2回程度、朝イチでカフェや喫茶店などに行きます。いつも行くお店は、四つ(カフェA、カフェB、喫茶店、ハンバーガーショップ)です。どこのお店でパソコンをうつ

        • 「薬師算」をこんな風に使いました ★江戸時代の問題「薬師算」を一般化しました

          「薬師算」を中学校1年数学で使ったことがあります 先ずは「薬師算」の手順を実演で説明し、そして問いを出しました ・手順1:碁石を正方形の形に並べます  (例) 一辺が5個の正方形をつくります ・手順2:次に正方形の一辺の数に碁石を並べ直します   (例) 正方形一辺の数5になるように碁石を並べ直します ・手順3:そうすると、正方形の一辺の数に並ばず余る碁石がでてきます   (例) 今回の場合は、碁石が2個余ります ・問い「この余った碁石の数だけをきいて、始めに並べた正

        一番大きくなるのは、どこ? ★証明の必要性を感じるよう問題をこのように変えてみました

        • 回文になる自然数にきまりあり!? ★調べてみるとこんなきまりがありました

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        • 「薬師算」をこんな風に使いました ★江戸時代の問題「薬師算」を一般化しました