30代の私、公園で小学生男子と張り合う
こんにちは。しぃーぺと申します。
私は、子どもを産んでから、あまり負けず嫌いではなくなった気がしていた。
が、こと、スポーツ(鉄棒)においては違った、らしい・・・
というのも、それは、約4年前のこと。
公園で、年中の長女に、逆上がりを教えていたら、それは、突然発動した。
隣で、小学生男子が、逆上がりを何度もして、こちらをチラチラ見てきました。
娘は、逆上がりできるようになったばかりで、時と場合で、できる時と出来ない時の差が激しい時期だった。
すると、私は、娘が「そんなのもできないのか?」と言われているような気がしたのか、それとも、私自身、娘に良い所を見せようとしたのか、はたまた、その男子と対決しようとしたのかよくわからないが、私は、突然、逆上がりを始めてしまった。
そして、更には、鉄棒に上がったついでに、いつぶりだろう・・・
よくわからないが「空中逆上がり」もしてみた。
すると、「できた!」
ただ、できたことに喜ぶのも つかの間。
小学生男子は、こちらをチラッと見て、「空中逆上がりの連続技」を見せつけてきた。
むむむ。
わたしも負けてられないと、娘に、
「ちょっと待ってってね。確か、これもできたような・・・」
と、今度は、片足を鉄棒にかけ、勢いよく後ろへと回転させる「後方足かけ回り」をして見せた。
しかも、身体が大きくなって、無駄に反動がついたのか、3回連続で回ってしまった。
すると、今度は、小学生男子は、「両膝かけ回り」、別名「天国回り」をした。
それも、できるかと、両足を掛けて座ってみるも…バランスをとるのに精一杯で、前に勢いよく倒れて回転するなんて、、、もはや、地獄。
今の私には、できなかった。。。
でも、言っときますけど、
私も子どもの頃は、そんなの余裕でした~
30代になってみてくださいよ!
特に、鍛えているわけでもないおばさんが、これだけできるのでも、凄いことなんだぞ〜
と、何かよくわからない言い訳を心でしつつ。。。
最後、小学生男子は、「ハンググライダー」で遠くに飛んで、チラッと、こちらを見ながら友人に、「行こうぜ!」と言って、公園を去っていった。
「お母さん、終わった?」と娘が聞いた。
アッ!途中から、小学生男子と張り合うことに必死になっていた。
「ごめん、、終わったよ。お兄さん、すごかったね!〇〇ちゃん(長女)も、もう少し逆上がりが慣れてきたら、空中逆上がりっていう、前回りみたいな状態から、空中で、後ろ回りするやつやってみよう!多分、逆上がりよりも簡単にできるよ。」
なんて、表向きは、冷静な母親を装った。
暫くして、私は、自分の体に無理をさせてしまったことに気づく。
実は、先ほど、反動で、3回も回ってしまったばかりに、首の筋を傷め、鼻のあたりに血の味を感じていた。
鼻の下を抑え、生温かい感覚がない事を確認し、ほっとした。
これで、鼻血出てたら、、と恐怖の想像をした。
そして、思った。もう、無理はしない。
私は、30代後半に突入した一主婦だ。
子どももいる。
日常生活を滞らせてはならない。
と、素面に戻ったのでした。
そして、娘は、小3になり、逆上がりは、毎回できるようになり、空中逆上がりもできるようになった。
ただいま、絶賛、「空中前回り」と「足かけ前回り」を練習中~
を優しいまなざしで見守る私。
もう、張り合うほどの元気もないし、昨日、一回、空中逆上がりしただけで、鉄棒の上で自分の体を支える手はしびれ、骨盤辺りに痛みが生じた。。。
長女は、体操教室で、体操のプロに教えてもらおう!
次女は、長女に教えてもらおう!
健康第一!自分ができる範囲で無理なくやる。
30代末端に差し掛かって、ようやく落ち着いた私でした。
本日も、最後まで読んでくださってありがとうございました。