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飲食業で働いていた私がカミナシへCSとして入社するまで
自己紹介
おはようございます、こんにちは、こんばんは。
2024年11月にカミナシのカスタマーサクセスとして入社しました小川と申します。
カミナシにはあだ名文化があり、メンバーの方からは「すけさん」と呼んで頂いております。(これを読んでくれているトクガワさん、カクタさんご入社お待ちしております。印籠は作っておきます。)
まずは自己紹介として私自身の経歴をご紹介させて頂ければと思います。
▪️経歴
1988年1月に生を受け、37歳の代(2024.12時点)
大学卒業後、アメリカのロサンゼルスに1年間ダンス留学
帰国後、タイ料理店で接客・調理業務を5年
その後、大手通信系のグループ会社にて法人営業を5年
前職であるSaaSの事業会社へ転職し、カスタマーサクセスとして3年
ざっくりとこんな感じですが、大学卒業後から今日に至るまでにしてきた自身の身の振り方における意思決定のプロセスの中で、当時どのように思考していたかをこれまたざっくりと書かせて頂きたいと思います。
▪️留学
今では見る影もございませんが、学生時代ストリートダンスをやっていた事と、当時自然な流れで就職活動をして社会に出ていこうとしている周りの人たちを横目に、
若いうちにしかできない事って就職より他にあるんじゃなかろうか。
異文化の中で日常生活を送ってみるとか若いうちしかできなさそうだよな。
そういえばヒップホップのルーツってロサンゼルスだよな。
あ、アメリカ住んじゃお!
でもお金めっちゃかかるな、、。
そんなことを考えて、世の中のフリーターの人たちよりフリーターな生活(飲食店で半分住み込みみたいな生活)を大学在学中に過ごし、アメリカに行くことになります。
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※左手のハンドサインはWestside(LA)を表しています。
▪️帰国後の飲食業
元々学生時代にずっと飲食業でアルバイトをしていたこともあってか、将来自分のお店を持ちたいな。という漠然とした夢を留学前より持っていました。そんな夢を抱いていた私は、アメリカ生活にてしっかりとお金を使い果たし帰国した後、すぐに飲食業で働き始めることになります。
最初は渋谷のヒカリエでパスタを作ったりもしていたのですが、接客しながら料理したいな、という思いと当時からエスニック料理が好きだったこともあって、オープンキッチンのタイ料理店に入店し接客・調理業務に従事することにしました。
今でも元気に営業しているお店でとっても美味しいので、エスニックがお好きな方で渋谷に足を運ばれた際は、ぜひ行ってみて頂けると嬉しいです。
店名:渋谷コンロウ
URL:https://conrow.jp/
▪️営業職へ
飲食店で仕事をしていた当時、日々楽しく仕事をしながらも以下のようなところに課題を感じることになります。
お客さんが来なくても店を開け続けなければいけない宿命への生産性の悪さ。
飲食店のビジネスモデル自体が受動的でお客さんに来てもらわなければ成立しないということ。
つまりお店にアクセス可能な人たちにしかサービスを届けられない。
そんなことを感じながら働いていたある日、以下のような考えに至ることになります。
能動的に自分から人にサービスを届ける仕事がしたい。
さらに、より多くの人たちにサービスを届けるためには「会社」で働いた方がいいか?
会社で働くっていわゆるサラリーマンか?
サラリーマンって営業職か?
キャリアの方向性変えるなら30歳手前の今がラストチャンスな気がするし、とりあえずやってみるか!
こんな感じで至極短絡的な思考の末に、パソコンを人差し指のみで操作していた私は晴れて営業職に就くことになりました。
▪️カスタマーサクセスへ
飲食業から法人営業へのシフトチェンジを経て、なんとか人並みのパソコンスキルと営業スキルを身につけることに成功した私は、当時の会社の営業スタイルが、アポ取り〜提案〜受注後フォローを一連で担務するスタイルだったことから、次にこんな課題に直面することになります。
自分が受注したお客様がいつの間にか競合先への切り替えを決定している。
新規ばかり追いかけていた事によって既存顧客への対応をおざなりにしてしまった結果、アップセル機会をみすみす見過ごしてしまい、競合に先取りされてしまう。
既存顧客との関係構築にリソースを割けていなかったが故に、ちょっとした事でクレームに発展する。
元々顧客との関係性、つまり人との関係性を大事にしながら仕事をしていきたいと考えていた私は、サブスクリブションのサービス(通信系サービス)を提案、提供していながらも、LTVに対してフォーカスできない自分にジレンマを感じていました。
そんな時に、”The Model”の存在を知り、顧客のLTVに対して専門的にアプローチをしていくカスタマーサクセスという職種の存在を知った時は、まさに自分のやりたい仕事はこれだ!と思ったことを今でも鮮明に覚えています。
Whyカミナシ?
さて、自己紹介だけで長々と綴ってしまいましたが、私という人間の解像度を少し上げて頂いたところで、
ここでようやく本題のカミナシの話に移りたいと思います。
ここからはカスタマーサクセスとして前職で働いていた私が、なぜカミナシへの入社を決めたのか、さらには、入社後に実際にカミナシで仕事をしながら感じていることについて書いていきたいと思います。
▪️転職軸
自身のネクストキャリアを考えていた際、カスタマーサクセスを軸に今後もキャリアを作っていきたいという思いを抱きつつ、転職軸としては大まかに以下2点を持っていました。
参入障壁が一定高そうな領域にアプローチしている事業か。
人として一緒に働きたいと思えるか、思ってもらえそうか。
前者に関しては、シンプルに難易度が高ければ高いほど自身に得られる経験値が高そうなので(はぐれメタル理論)、自己成長視点でその視点を持つようにしていました。
後者に関しては、熱量の共有が仲間としてしていけそうか、ということです。(抽象度が高くて恐縮です)
私自身「熱量」の顕現方法は大きく2パターンあると思っていて、目に見える激しい炎タイプと、触ってみたら実はめっちゃ熱い金属タイプがある気がしています。後述しますが、そういう意味でいくとカミナシは双方バランスタイプで、みんなで炎出しまくってる時もあれば各々芯に内なる熱を込めて仕事してたりするなと日々感じています。
そんなことを考えながら当時のエージェントにカミナシの紹介をされ、カジュアル面談を受けることになるのですが、「あれ、この人若干自分に似てる?(外見)」なんて思いながらカミナシの話を雁部さんからしてもらい、受け終わった直後にはまだ選考すら進んでないのに、自分の心の中ではすでに「ここで働くわ、、!」って勝手になっていました。
カジュアル面談の時から入社意欲が炸裂していた私ですが、面接を重ねるごとにその思いはより増すばかりで、オファー面談の時には内容を全部お伺いする前に「もう99.9%承諾する気でいます!」みたいなことを口走った記憶もあります。
どんなところがそこまで魅力に感じたのか、それぞれ列挙していきたいと思います。
人
まず初めに、面接を通して一貫して感じたのは、みんなカミナシでの仕事が心の底から好きなんだろうな、ということです。カジュアル面談を実施頂いた雁部さんはじめ、面接を実施くださった細見さん、松下さん、宮城さん皆さんからは、オンライン上での実施ではあったものの、仕事への熱をビシビシ感じられた気がしました。
さらには、一緒に働く「人」ではなく「仲間」を探してるんだろうなと感じられたことも大きかったと思います。
その要因としてはバリューの1つである"全開オープン"で自己開示し合う雰囲気が全ての面接において自然に醸成されていたからかもしれません。
心理的安全性というと少し語弊はあるかもしれませんが、面接時も変に探り合いみたいにならずにフラットな精神状態で面接を受けることができたと思います。
ITの恩恵を受けてこなかった方々向けのプロダクトである
次に、カミナシは「ノンデスクワーカーの才能を解き放つ」をミッションとしている会社になります。
よって、相対するお客様はいわゆる「現場」で働かれている方々が多く、その中には会社としてITツールの導入に不慣れな会社や、個人レベルでもITというもの自体に一定の抵抗感を感じている方々がいらっしゃいます。(中にはITリテラシーが高く、自走力が高いお客様ももちろんいらっしゃいます。)
CSとして、そういった属性のお客様へのオンボーディングは、言わずもがな難易度は決して低くありません。ただ一方で、裏を返すと不慣れであり、抵抗感があってITツールを今まで利用していなかったからこそ、カミナシのプロダクトを通じてあらゆる効率化をお客様自身で享受しやすいとも言えると思います。
そんなCSとしての難易度の高さと、その壁を超えた先に届けられるお客様への価値に魅力を感じていました。
日本一のCSを目指すと公言している
最後は、カミナシのCSが「日本一のCSを目指す」と公言していたことです。
ここで大事なのは「日本一」の定義ではなく、「日本一を目指す」ことを掲げていることなのではないかと勝手ながら思っています。CS一人ひとりが日々の業務において、プロフェッショナルを意識する上で非常に普遍的なテーマであるとともに、そんなテーマを掲げているチームってめっちゃアツいんだろうな。と入社前に漠然と想像しながらワクワクしていたことを覚えています。
実際入社してみて感じたのは、カスタマーサクセスという文化そのものが、CSにとどまる事なく社内全体で醸成されている。ということです。
CSチームはもとより他のビジネスチームやサービスチームの皆さんも、お客様の解像度を上げる努力を日々行っていて、お客様にどうしたらより良いサービスが届けられるのか。を意識して仕事をされている人たちが本当に多いと感じます。これは、カミナシ社員一人ひとりがバリューの1つである "現場ドリブン" を意識できている証拠だなと感じるとともに、日本一のCSを目指しているカミナシのCSチームが、そんなマインド、文化の屋台骨になれているからなのだと思います。
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▪️入社してみて
これまでも所々で触れさせて頂いておりましたが、ここからは実際に入社してみてどうだったのか。について語っていきたいと思います。
まず最初に言わせて頂きたいのは、入社前に感じていた期待感をさらに超えて今現在超絶楽しく仕事ができているという事です。
入社してまだ2ヶ月ではある為、まだまだ勉強しなければいけない事はたくさんありますし、私自身いち早く戦力になるため修行中の身ではありますが、すでに超絶楽しめている最も大きな要因は社内外問わずカミナシに関わっている「人」に集約されていると思います。
つい先日、カミナシは現場DXアワード2024というイベントを開催したのですが、そこではお客様からカミナシの導入プロジェクトを通じて、ある社員が社内での巻き込み力や発信力が醸成され、元々人前で話すことができなかったにも関わらず、堂々と人前で話すことができるようになり、人として成長することができたと思います。というお声を頂戴することがありました。
すごくないですか?カミナシのプロダクトとしての価値の先にお客様の社員の成長にまで関われることは、それまで対応してくださっていたカミナシのメンバーはもとより、お客様もそれだけご自身たちの現場環境に本気で向き合ってたからこそだと思いましたし、そこに今まで関わっていた人たちの熱量の塊をダイレクトに感じられたこと、そんなお客様の瞬間に少しでも立ち会えたことが幸せでした。
さらには、カミナシ社内だけを見ても、お客様を主語にして会話するメンバーが多く、MTGでの雰囲気やSlackでのコミュニケーション、noteなどの外部発信などで本当に1日に1回はどこかしらで熱量を感じられているんじゃないかと思えるくらいポジティブにアツく仕事に向き合ってる人ばかりだなと感じています。
これからのCS
そんなカミナシのCSは現在CSM、Csp、CS-ops、プリセールス、コミュニティ運営など幅広く役回りが分かれており、20名を超えるチームになっております。
しかしながら、今期はカミナシとして新規プロダクトをリリースし、マルチバーティカルとして、より一層事業としても拡大をしていかなければならないためにまだまだ一緒に働いてくれる仲間を募集中でございます!!
20名とはいえスタートアップならではの裁量とスピードを求められながらも、組織づくり、仕組みづくりに関してはこれからも引き続き経験して頂けると思いますし、20名を超えてある程度組織としての地力は付いてきつつあるからこそ、CSとして専門性を突き詰めていくこともできる組織になっていると思います。
もし少しでもご興味を持って頂けましたらカジュアル面談にご応募頂けると嬉しいです。
より詳細にカミナシの魅力をお伝えさせて頂きます!!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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(左が櫻井さん、真ん中が例の雁部さん、右が私。似たもの3兄弟です)