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人生のどん底でも大丈夫

消費者金融の借金を抱えている
借金があるのに病気で働けなくなった
家族もいない、独り身で、頼れる人もいない

若いときに心を育てることもなく
また財産を作ることもしなかったならば
魚のいない沼にいる
老いた詐欺のように悩む

若いときに心を育てることもなく
また財産を作ることもしなかったならば
昔のことを嘆きながら
使い古された矢のように横たわる

ダンマパダ(ブッダの言葉)

非常に難しい言葉ですが、人生の真実というものをこれ以上ないくらいぴったり言い当てた言葉ではないかと思います。


若いときに心を育てることもなく


自分の性格・人間性というものを磨かず、一生懸命働くこともしなかった現実を悔いてらっしゃる方はいるのではないかと思います。これはしっかりと悔いていかなければならないし、これを見ている人が若き年齢であれば、尚更ブッダの言葉をしっかり胸に受け止めていただきたいんです。
「そんなこと言ったってもう自分は歳をとってしまったし、今更言われたって遅いよ」そう怒ることはお門違い。いまからでもいいんです。

心を育てる財を育てる


歳を取って自分が頼る人がいない、財産がない、お金がない、と泣きついてくる方は若き時に心を育てなかった、そして一生懸命働いてこなかった「ツケ」なんです。失われた過去というのは取り戻すことができないんです。

頼る人がいない


頼る人がいないのは、自分が頼りになる人間になっていなかったということなんです。自分自身が怠け心を起こしたり、楽にしていけばいいやと思ったり、そういった小さな自分の事の怠慢や愚かさによって、今の自分の状況がある。色々な事情がある人もいると思います。だけども、財を成すことができなくても心を育てた人には、自分の人格を高めてきた人には、必ず助け船があるものなんです。

助け舟


見栄を捨て、プライドを捨て、人にすがることです。
幸いにも今、様々な救済措置というものが会社が用意してくれています。自己破産をすればその借金というものも今の状態から救われていく可能性があります。そのためには多少お金もかかるし、心も痛むし、恥も覚悟しなければならない事があるかもしれません。けれども、今この消費者金融で借金を抱えて大変だという状況を解決しなかったらどんどん利子が膨らんでいきます。ものすごい利子の額になって、利子を返すことだけでも大変なんです。それを泣きつくことができないということは見栄です、プライドなんです。
でも自分一人では生きていくことはできない、そしてくだらないプライドを持ってして心を育ててこなかった、意地を張ってきた、社会に感謝することができなかった、政治なんて世の中なんてと唾を吐いた、社会がどれだけ新しいありがたい救済措置を用意してくれているか、救ってくれる制度が日本にはあります。プライドを捨てることができず、頭を下げることができない男性は多いです。


すべきこと


自分が何をすべきかの優先順位を見誤ると事態は最悪の一途をたどります
専門家などに相談する、調べる、その時多少の費用が掛かってもそこをやらなかったら事態はますます悪化していきます。借金のストレスがあなたの病気を悪化させ、両方とも解決できなくなっていきます。まずは一個でも解決する。気力、知恵、ある方だと思います。必ずそこから救われていく道はあると思います。どうか、心を育てる、財を成す、このことを肝に銘じたうえで過去の自分を反省なさって頂けたらと思います。嘆いても仕方ありませんから、是非救済措置を求めてください。

本当に心を入れ替えて誰かにすがれば必ず助けてくれる人が現れてくると思います。辛い状況でしょうけど、希望を捨てずに頑張ってください🙏



「私もまさにその問題で悩んでいました!」「勇気づけられました」「心に染みます」「本当に共感できる」多くの喜びの声。
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