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5月15日 リーディングスタイルあべのnote店
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こんにちは、リーディングスタイルあべのです。
本はその時の気持ちや体の調子によってたくさん読めるときと、あまり読めないときがあります。
たくさん読める期間は、ここぞとばかりに取っておいた分厚い小説だとか、難しいので調べながら読むような体力がいるものを読みます。
反対にあまり読めない期間は、エッセイや紀行文、短編集を読みます。これらは疲れていても比較的気持ちを楽にして読めるのでいいですね。
それでも本を読むのが億劫なときは、私の場合知らず知らずのうちにストレスが溜まっていることが原因だったりします。そんな時は本を閉じる。外を散歩して、出来るだけ美味しいものを誰かと食べて、しっかり7時間は寝る!体調を整えて、そしてまた読書スタートです!
今回はおすすめのエッセイをご紹介します。
世界的指揮者 小澤征爾さんの自伝的エッセイです。
20代の著者が指揮者になるべくヨーロッパにスクーターをお供に武者修行に出る。この時点で凄すぎます 笑
バイタリティに溢れ、世界の人たちとの繋がりを作り、自ら道を切り開いてきた若者の成長記録です。
旅番組やツアー旅行では知ることはないであろうイタリアの名もなき人々の暮らし。著者が一緒に生活し触れ合う中で浮かび上がるそこで暮らす人々の生き生きとした、いのちの輝きが垣間見える一冊です
世界各地の辺境を飛び回る著者の、若かりし頃を描いた自伝的青春エッセイ。
安くて、ぼろくて、狭い野々村荘には個性豊かな人たちが住んでいる。その人たちとのやりとりは笑いの連続です。出てくる人出てくる人みんな面白い。なにより一番は大家さん!素敵です!
笑いっぱなしかと思いきや、最後にはしんみり切なくなります。
日常や身の回りにある疑問や気になったものに対して、著者の想像がどんどん広がり不思議でおかしな世界に連れて行ってくれる短編エッセイ集。読んでいるとあっちこっちに振り回されるのですがそこが面白いです。
リーディングスタイルあべのは、近鉄の阿部野橋駅からすぐ Hoop6階にあります。営業再開後のご来店お待ちしております。