お勉強メモ【肝について】

今日のお勉強🐱素人の学び
【肝について➀】
奥が深いためしっかり理解できてるのかは分からないけど今日知りたい事は探求した!🥺💗
それは勉強していく毎に深まっていくとおもうので(願い)興味のあることをゆるくメモ!

「肝はストレスの影響を受けやすい」


・季節…立春~5月にかけて活発にはたらく
・時間帯…23時~翌3時 [胆:23時~/肝:翌1時~]
→中医学ではこの時間帯に(23時までには)しっかり眠れていることが大切
・五労…久行(歩きすぎ) 肝にダメージを与える行動/せっかちに動き回る
→自然のエネルギーを受けながらのんびりと散歩する等、心も体も緩やかに余裕を持って行動することが肝の養生◎
・嗅覚…アロマオイル(他 柑橘類やハーブ)等で嗅覚にはたらきかけ気を巡らせてストレス解消、神経を癒す◎

🐱肝の働き

✡全身に気を巡らせる 【疏泄作用】
✡血を貯蔵し血量を調節する司令塔 【蔵血作用】
→日中は全身を巡り,夜は(主に睡眠中)肝に戻り浄化される[肝の血液浄化作用]
(睡眠不足が続いたりすると浄化作用機能が十分に果たせなくなり、血に不純物が残ったまま全身に送られることとなり様々な不調を招く)

🐱肝の不調 (睡眠不足やストレス過多/過食や偏食を続けていると…)

🔶肝と自律神経

肝は自立神経の働きを調整しているため、ストレスの影響を最もうけやすい臓。(自律神経は血管/肝臓/胃腸/肺/心臓など,意識して動かすことの出来ないものをコントロールしている。)

・ストレスがもたらす影響
日常生活において人間は交感神経副交感神経のふたつの自律神経をうまく切り替えバランスを保っていることで心身は安定している。
多少のストレスをうけても体の状態を一定に保つホメオスタシス(恒常性維持機能)の働きでストレスに対処するが、ストレスが過度にかかり許容範囲を超えてしまうと、交感神経が優位にはたらき(過度のストレスから身を守ろうとする体の本能で)常に緊張した状態となり、結果的に肝の働きに影響する。

🔶肝に不調が生じると

➀気の巡りが滞る状態【気滞】や下から上に逆流するような状態【気逆】となり感情が不安定になったり、怒りっぽくなる、やる気が低下する 他のぼせやめまい、頭痛など頭部の症状など
肝気鬱結(かんきうっけつ)」… ストレスで自律神経が乱れた状態

➁体に貯蔵している血が不足する
肝の働きが衰えると肝と関係の深い器官[目や筋肉/爪等]に影響が出る。
手足のしびれ(筋の不調)、目の不調(目の周りの筋肉がピクピクする/疲れ目やドライアイ/目がかすむ等)、爪が割れやすい、月経不順など
「肝血虚(かんけっきょ)」… 肝の血が不足している状態

他 不眠症、うつ、肩こり、肩甲骨のこわばり、情緒不安定など

🐱肝の食養生/肝を活かす食材

🔷食材例

○肝血を補う食材
(血を補う/肝の機能を強化する/肝臓の働きや解毒を助ける 等)
○気を巡らせる「理気作用」のある食材

・苺・オレンジ・グレープフルーツ・柚子・みかん・キウイ・レモン・トマト・セロリ・春菊・ニラ・ルッコラ・梅・ラッキョウ鱗茎・マスタード
・スパイス(クローブやカルダモン/シナモン)
・ハーブ(ローズマリーやジャスミン)
・小松菜・ほうれん草・なつめ・黒豆・レバー・鶏肉・海苔・ホタテ・イカ・タコ・アサリ・サーモン・ブリ・マグロ・ししゃも・うなぎ・
・菜の花・山菜・タケノコ・よもぎ・緑茶・菊の花茶 等

🔷食材要点

➀香り高い食材

…香りの野菜や柑橘類/ハーブ等 (他マスタードやワサビ)
→苦みや酸味のあるもので気を巡らせ気持ちを前向きに◎柑橘類に共通する成分”リモネン”にはリラックス作用も◎
※酸は肝に働きかけストレスを解消する作用があるが、摂りすぎは肝を傷め胃が弱ったり消化不良、筋肉を委縮させてしまう事があるのでほどほどに
(五行である木が脾に対応する土を必要以上に妨げる状態)

➁血を補う成分/鉄分や葉酸

…ブリ/サーモン/マグロ/鶏肉/貝類/ほうれん草/なつめ等
→血を補う造血効果があり、肝の血を貯める作用をサポートする、貧血予防/改善にも有効。

③苦みのある春の旬食材

…山菜(フキノトウ/タケノコ/フキ等)/菜の花 等
→冬に溜め込んだ体内の老廃物をデトックスし、熱のこもりを冷ます

☆強い抗菌作用(抗ウイルス/消臭/鎮痛作用など)

…クローブ/カルダモン等の香りの強いハーブ、梅干し等
→ストレスが原因で匂いの問題や雑菌の繁殖が起こった時に(卵巣機能の低下や膣内の自浄作用の低下等)、気の流れを整えて抗菌作用のある食材を取り入れ心を整える

☆タウリン

海苔/タコ/イカ/ホタテ/ブリ/アサリ等
→肝臓の機能を強化/肝臓の働きを支える(他 血中コレステロールを下げ、動脈硬化予防等)
※消化に時間がかかるため胃腸が弱っているときは注意

☆スルフォラファンやイソチオシアネート

…アブラナ科野菜(ブロッコリー/キャベツ/菜の花/ルッコラ等)に含まれる特有の香り成分
→冬の暮らしで溜まった毒素を肝臓で解毒する働き(他 抗酸化作用/ビタミンA,C,E/血を補う葉酸や鉄分も豊富)

🔷注意点

・肝の働きが強くなりすぎて(肝熱)イライラしたりのぼせたり、できもの [吹き出物やニキビ] ができた時は、辛味などの刺激物や熱性の食材は控える
(※シナモンは温性だが、上に上りがちになってしまっている気を下げる作用があり、気逆の改善によく使われているとのこと)

・食生活での注意点
アルコールや糖質の摂りすぎ、脂肪分の多い食べもの(脂の多い肉など)は肝臓の負担になり、腸内環境を荒らしてしまったりストレスによる不調を悪化させやすいので注意。

終わり

※記事を書くにあたりにの事について書いてありますので、こちらの記事を一読していただけますと幸いです(´;ω;`)

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