道の途中
道の途中
人生を道に例えると、今どのくらい歩いて来ましたか?
年齢で道の長さを決めることはできません。
もちろん自分もこのくらいの人生と余命を推察することはできるでしょう。
しかし、それはあくまでも予想です。
どんな道を歩きたいですか?舗装した道、徐々に歩きやすくなる道、ずっと磯が転がっている歩きにくい道、下り坂、あるいは上り坂、花が道端にたくさん咲いている道。
そしてその道は一人で歩いていますか?それとも誰かと一緒に歩いていますか?一緒に歩いていても、途中で別れることもあるかもしれません。そして再び、一緒に歩き出すことも。
どんな道を歩いていても、誰かと一緒に歩けてる道は、きっと心がうきうきして楽しいかもしれません。
そして、時には立ち止まっても良いのです。ずっと歩き続けなくても。
私の人生の道はきっとそんなに長くはないなと思ってずっと過ごして来ました。でも私より短い道だった大切な存在たちの道のゴールに一緒に何度か立った時、いろいろなことを考えずにはいれませんでした。
そして今でもふとその存在を思い出しては、一緒にいてくれてありがとうと心の中で思います。
そしてまたゆっくりと道を歩き出します。
リ・そうるけあ
高山和