【フード(食品)ロスについて】
ちょっと箸休め的な感覚で私の思うことにお付き合いください。
フード(食品)ロスとは、本来食べられるのに捨てられてしまう食品のことです。
現在のフードロスについて
農林水産省及び環境省の「平成28年度推計」によると日本の食品廃棄物等は年間2,759万t。そのうちまだ食べられるものは643万tにもなります。つまり約1/4がフードロスになっているようです。
日本人1人当たりにすると、年間約51kgにもなり
1日当たりにすると約140gとなり、毎日茶碗1杯分
の廃棄処分となります
643万tという数は世界中で飢餓に苦しむ人々に向けた世界の食糧援助量(平成29年で年間約380万トン)の1.7倍に相当するそうです。
先にも書いたように毎日茶碗1杯分まだ食べられる食料が捨てられています。
コロナにおける食品ロスについて
このコロナの影響により、外出自粛で多くのイベントがキャンセルされ、飲食店の利用も激減する中、買い手がつかずに各地で在庫が積み上がっています。
さらに、結婚式では延期・キャンセルとなり、引き出物として配る予定だった高級菓子が行き場をなくしているそうです。
今この状況下ではテイクアウトが基本となり、普段店内で食べることができた料理が家の中で食べることが日本でも当たり前になってきています。
普段レストランで食べられる料理を自分の家で食べられるのは嬉しいですよね
食品ロスの問題点を詳しく書いていくことは本筋からだいぶ脱線しちゃうので本日は記載しませんね
フード(食品)ロスをなくすために
そこでお店の中にテイクアウト用のパッケージが増えてきたので、日本のレストランに取り入れてほしいな、というサービスがあります。
それは自分では食べ切れかった料理を箱などに入れてもらうサービスです。
アメリカでは当たり前に行われているサービスです。
なので、お皿に残して会計を頼んだらお店の方に「持って変える?」と聴いてきます。ほとんどのお客は持ち帰りをするという想定なので、大概お持ち帰り用の箱はあります。
女性の友達も何も躊躇することなくお店の人に「持ち帰り用の箱お願いします」という文化です。
それで自宅に帰ってお酒の肴にしたり、翌日に温め直して食べたりしています。
コロナ前、日本のレストランでよく「手つけたの?」っていうくらい残っている料理たちを見てきました。
それを見るたびに物凄いやるせない感じになっていました。
なので、このコロナというフード(食品)ロスについてお店が考えるきっかけになってこの文化を日本でも取り入れてほしいな、と思っています。
参考文献
・鎌倉市
・食品ロスの問題とは?世界や日本の現状、行われている取り組みとは
・食品廃棄
・一世帯で年6万円の食べ物を捨てている…コンビニや外食のロス処分にも税金1兆円が