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【インタビュー取材】カルビー株式会社|間瀬理恵さん|人生は "好き" があるから面白い 後悔しないための生き方とは
こんにちは!RE-MiX広報です。
新年一発目は新企画 "スキに素直な大人たち" をお届けいたします!
こちらの企画は、弊社運営 "ガチスキ!學エン" * のインタビュー記事です。ガチで好きなことをして生きている魅力的な大人を紹介していきます♪
記念すべき第1回は、カルビー株式会社の間瀬 理恵さんです。
間瀬さんのガチスキ!は "食べることと飲むこと"。その想いをきっかけにカルビーへ入社、ソムリエ資格取得、さらには飲食店の経営となんとも勢いのある素敵な方です。
"好き" をとことん追求している間瀬さんのお話は、時間を忘れて聴き入るほど。好きに素直に生きる、まさに"ガチスキ!"が散りばめられた人生ストーリーをぜひお楽しみください!
*「ガチスキ!學エン」:弊社はCSR事業の一環として、子どもたちにガチでスキなことをして欲しいという思いのもと「ガチスキ!學エン」と名付けた体験型イベントを主催しています。
間瀬 理恵(ませ さとえ)
カルビー株式会社 コーポレートコミュニケーション本部
グループ広報部 社外広報課 兼 グループ広報課
2010年 カルビー入社(派遣社員)広報部で社内報の編集を担当
2013年 飲食店の会社を設立(東京)
2018年 カルビー直雇用
2021年 ジビエハンバーグの会社を設立(島根)
2024年から社外広報と兼務
苦手も付き合い方次第 前向きな気持ちが引き寄せたワークスタイル 〜現在の仕事に就いたきっかけと経緯〜
食べることと飲むことが大好きなので、食の雑誌を見てレストランを巡ることが昔からの趣味でした。
そんなことをしているうちに、自分も編集側で取材をしたいと思い、出版社に入りました。
この経歴を話すと、今現在、広報の仕事をしていることもあって、書くことが昔から好きだったように思われるかもしれません。
でも実は文章を書くのがとても苦手でした。作文を書く学校の授業では、周りの子たちがカリカリと鉛筆の音を立てている中、手が進まず、しばらく題名と名前だけ書かれた原稿用紙を眺めている、そんな子どもでした。
今こうして書く仕事をしているので、子どもの頃の苦手は気にしなくていいのかもしれませんね。
出版社では念願がかなって、主に飲食店の取材をし、紹介する記事を書いていました。徐々に書くだけでは物足りなくなり、いつか飲食店を経営したいと思うようになりました。出版社に入って8年ほどたったときに、社内の体制が大きく変わり、そのタイミングで退職したのです。
その後、ご縁あってカルビーに入社しました。カルビーは非常に風通しの良い社風で、社員もおおらかな人が多く、大好きな食の会社でもあり、「入社できてよかった、私はなんてついてるんだろう♪」と幸せを感じていました。
でもやっぱり後悔が残る人生は嫌だと3年後、飲食事業の会社を思い切って設立しました。早いもので、その会社は次の決算で12期となります。
私は貪欲なので、友人にもらった猪肉に魅了され、2021年に2社目となるジビエハンバーグを製造する工房を島根県で立ち上げました。あのときやっておけばよかったという後悔をしたくないのですよね。
間瀬さんが経営するレストラン『Looking Good大手町』
昼間はカルビーの仕事をメインにしていますが、人手不足のときはお店が混み合うランチタイムに、「ヘルプに行ってきまーす!」と店頭に立つこともあります。そんなときでも社内の皆さんが「いってらっしゃい!」と快く見送ってくれるので、なんていい会社だろうと感謝でいっぱいです。
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取材当日の会議室は"かっぱえびせん”
ちなみに、カルビーのオフィスから店舗までは徒歩10分ほどの距離です。だから出来ることでもあります。狙ったわけじゃなく、たまたまの巡り合わせなので、やっぱり私はついてると思います。
"スキ" に素直に 苦手も真摯に 〜やっていてよかったこと、やっておけばよかったと思うこと〜
実は "ガチスキ!" がもう一つありまして。スノーボードなんです。大学時代から始め、今でも年に1回は必ず滑りに行きます。
新卒で3年間会社員をやった後、福島県、北海道と2シーズン続けてリゾートバイトを堪能しました。
"後悔が残らないように人生を楽しむ" がモットーなので、あのタイミングでやっておいて本当によかったと思います。
独身だからこそ思い切ってできたことだったでしょうね。今でもその時に出会った人たちとは親交があり、かけがえのない仲間です。人生は仲間づくりでもあると思います。
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やっておけばよかったことは、英語の習得ですね。英語が話せると世界が広がるし、話せて困ることなんてないじゃないですか。
実際、カルビーでも海外のグループ会社とメールのやり取りが生じますし、社内報だって英語版があります。現在は翻訳ツールがたくさんあるので何とかやれていますが、これだけはやり残したことですね。
と言っても学びはいつからだってできるので、今も何もやってないわけじゃないのですけど、お年頃になると覚えが悪くて…(笑)
私を没頭させた漫画という存在 〜子どもの頃の好きなこと〜
今も昔も漫画が大好きです。ガラスの仮面は全巻持っていて、今でも集めています。
自分でストーリーを考えてオリジナル作品を描いたりもしていましたね。中学では仲間を集めて同人誌的なものも編集したりして。大好きな漫画は、そのぐらい私を没頭させてくれました。現在はスマホでたくさんの作品を読めるのでありがたいです。
子どもの頃は食にまつわる仕事に就くとは想像などしていませんでした。
人生で初の解雇通達 〜これまでの人生で "やってしまったな" と思う出来事〜
山ほどあります。黒歴史だらけです(笑)
カルビーに入社する以前に知人の誘いである会社に在籍していたのですが、勤務態度が悪かったようで、4ヵ月でクビになったのです!人生でクビになることって、なかなかないことだと思うので印象に残っています。
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反対に、カルビーも自営業も気づけば10年以上続いています。好きなことに携わっていると毎日がすごく楽しいんですよね。忙しいし、休みもカレンダー通りとはいきませんが、自分の好きなことをやれているので全然苦じゃないです。
まずは自分を好きになること 〜未来を生きる子どもたちへ〜
自分のことを大好きになってください。
だって、自分のことが好きじゃないとヒトのことを好きになれない。生きてると嫌な思いをすることもたくさんありますけど、その時に自分を嫌いだと自己嫌悪に陥ってしまう気がするんです。でも自分を好きだったら「まあいっか」や「そんなこともあるか」と自分を許して乗り越えられると思うんです。
実際、私自身そうやってたくさんの壁を乗り越えてきました。
「大好きだよ」はハッピーのおまじない 〜保護者(大人)たちへ〜
いろいろな体験を子どもたちにさせてあげることも大事ですが、まずは子どもたちに「大好きだよ」という気持ちをいつも伝えてほしいです。私も子どもたちに「大好きだよ」とたくさん言い続けて育てました。
体験の機会を提供するとなると、実際のところ費用が生じることもあります。でも「大好きだよ」という声かけは無料じゃないですか。それでいて子どもがハッピーな気持ちになれるので最高ですよね!
私の2人の子どもはもう成人しましたが、今も「大好きだよ」とためらう事なく伝えます。
思い返すと、親子で仲良しの秘訣かもしれません。
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「楽しい!」 が溢れている素直な生き方 〜これからの人生について〜
自分がこの世を去った後も「あの人は人生を楽しんだよね」と言われたいです。何より私自身 「楽しい!」 が溢れている人生にしたいので、これからも自分に素直に生きようと思います。
頑張って長生きしたいとは思いませんが、孫の顔も見てみたいですね。
実は将来の夢があって、漫画喫茶をやりたいです。漫画をずっと読んでいられる環境をつくりたい(笑)。
一度きりの人生ですから、人生まだまだ楽しみます♪
広報よりひと言
間瀬さんの人生ストーリーは最初から最後まで本当に "ガチスキ!" が溢れていました。全身に幸せオーラを纏うとても素敵な方です。
好きな事は、その人に多大なパワーを与える重要な要素だと今回の取材を通して痛感しました。
大人が子どもに「将来の夢は何?」と、よく質問しますが、それよりも「何がやりたい?」と聞いてあげることが大切なのかもしれないと考えさせられました。
間瀬さん、この度は弊社のインタビュー取材にご協力いただき本当にありがとうございました!
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