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2022-06-14 #創作ログ02

初句, 連想短歌 by RIUM

***バス停で
バス停で蝶道の先を見据えてるきっとやつらは氷も知らない

***また明日
「また明日」言えるほどには近くなく背中合わせの温もりばかり

***生きてれば
「生きてればいろいろある」のいろいろがあるだけいいと瓶投げる夏

***カーテンが
カーテンがひるがえるごとに遠ざかる夏の夕立波に消ゆ

***イメージ詠
「これ、いるか」出てきた瓶は水色で常より甘い実の味を知る

***はじめての
はじめての間柄ではないけれどはじめてみたいにそっと触れてよ

***推し
推しを恋う想いのためにつよくなる顔色変えずに推して参るぞ!

***イメージ詠
きんいろのあたたかな輪を明け渡す 夢みるわたしと目覚めたあなた

***さっきまで
さっきまでニュースに出てたパンダならただいま休肝日の最中

***さっきまで
さっきまで横たわる鳩のかたわらで合わせた手でも、おかずは作れる

**イメージ詠
“画像あり” 服の袖ひく姿見せ「帰ってきてね」と言わんばかりに

***結婚
愛もなくいとしさもなくなったから寄り添い合う日をえらんだふたり

***痛み
薄氷にふれてひりつく指先を案ずるきみのくちびるの熱

***模造品
客のため笑顔つくってドア開く(ちがう)(ほんとは)(あなたのために)

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