渾身の日曜日
9月22日(日)
渾身の日曜日。雨雲から始まる朝だった。今日は朝から晩まで6歳の息子「レイ」とふたりで過ごした。旦那さんは仕事で一日留守だったため、朝から息子祭り。買い物に連れ出したり室内キッズスペースで遊んだり、本屋にドーナツ屋さん、シール遊びに工作、「ドラえもん」を見たり「こびとづかん」を読んだり「博物館ごっこ」をして遊んだ。そして息子は隙あれば私に話しかけた。おしゃべりが大好きだからね。
レイのよく通る声で「ねぇママ〜?」と響く音が今も耳に残る。「ねぇママ〜?」はおそらく70回くらい聞いたと思う。
ここ最近の「保育園に行きたくない病」もあって近頃はずっと近くに「6歳の男の子」がいる暮らしが続き、案の定週末に向かってヘビーだった。私にはもう心の余裕というものが薄れてきた感じがした。そういった客観視は大事だよね。
夕方、疲れ切った体で運転している時「さすがにシンドイ」と思ったのだが、その時流れた景色の中で見えた夕日がここ最近でいちばん良かった。
山脈と茜色のコントラストは鮮明で、秋の始まり。ひんやりとした風と澄んだ空気が私の目を醒ました。レイも「ねぇママ〜、こういうのをグラデーションっていうんでしょ?」なんて嬉しそうにしていた。自然はどんな悪人にも善人も、金持ちにも犯罪者にも、子どもにも疲れた大人にも平等なんだ。心が広い。
そういうわけで夕飯は無印のバターチキンカレーを引っ張り出して、チンして食べた。たまにはこういうのもいいだろう。「バタチキ」への愛が強めな息子は喜んで食べた。「ねぇママ〜、もっとルゥかけて。」と言うので私のカレーからルゥを分けてあげたら私のご飯は「ほぼ白米」になっていた。味の薄いバタチキを3分ほどで食べ終わった。急いでお風呂に入り、彼が寝てから溜まっていた食器洗いと洗濯物を済ませて、これを書いている。
さぁて、日本酒でも飲もうかな。
必死になって自分のご機嫌を取らないとそろそろ黄色信号。誰も悪くないのに大荒れの海模様になったりするよ。舵を取るのは私だから気をつけないとね。今夜は存分に本を読んだりエッセイを書いたり、仕事をします。(私にとって仕事は最大の癒しである。)
三連休は残り一日。さて、来週はちゃんと保育園に行ってくれるのだろうか。今はまだ考えなくていっか
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