責任感があるんじゃなく図々しさが無いだけの人はメンタル病む
うつ病になりやすい人の
特徴の一つとして
「責任感がある人」
が挙げられることが
多くあります。
いい加減な人よりも
責任感がある人の方が
メンタル病むことが多いわけです。
でも
責任感がある人
みんなが精神的に
不安定になるわけじゃないんですね。
責任感がある人でも
自分の苦手なことや
オーバーワークになりそうな時に
他人に任せられたり
お願いできる人は
メンタルは安定しやすいのですが
全部抱え込んでしまうから
精神的に病むわけです。
でもそれって
責任感が強いのではなく
周りにお願いすることが
できないから
病むんじゃないの?
というお話をします。
◯図々しさがないから自分で抱え込む
責任感がある人
と自分で言う人ほど
他人にお願いする勇気が無いだけ
という人がいます。
人にお願いするって
嫌な顔されたりするかもしれないし
お礼をしなきゃいけなかったり
謝らなきゃいかなかったりするから
全部自分で抱えたまま
他の人にパスできないでいる人
多いんですよね。
ただ弱気なだけで
別に責任感が強いわけでは無い。
私もそうでした。
高校3年まで
ほぼ皆勤賞で
学校を休んだのは
大学の試験だけ
というような
優等生っぽい感じの生徒でしたけど
それってただ
サボる勇気がなかったり
親や先生に反抗するのが
怖いだけだったんですよね。
別に体調管理に気を使って
毎日登校しなきゃいけない!
とか思っていたわけでもない。
ただ
何となく学校に行ってただけなんですよね。
何でも自分で抱えるリーダーも同じで
相手にお願いする方が
勇気が必要で
精神的に疲れちゃう
という心理なんですよね。
女性に優しいのに
モテない男性の傾向も似ていて
なんでも
「いいよいいよ」
と言ってくれて
優しいんだけど
どこか頼りない感じがするのは
いざという時に
何も言えそうにないからなんですよね。
つまりそれも
厳密に言えば
「優しさ」ではないんですよ。
◯図々しさがメンタルを安定させる
最近は特に
メンタルの安定に必要なのは
図々しさだなと
改めて思います。
人は何者かにならないと
殺されるわけでもないし
できない自分を変えないと
寿命を削られるわけでもない。
ただ淡々と図々しく生きてりゃいい。
別な朝から晩まで
ゲームして過ごしたって
いいわけですよ。
でも
朝から晩まで働いて
他人の都合の良いように動いて
自分の喜怒哀楽を仮面で見えないようにして
泣きたい時に泣かなかったり
笑いたい時に笑わないようにして
辛い時に助けを求められる図々しさを
持ち合わせていないから
精神的に不安定になったり
その先の極論に
判断を誤ってしまうことがある。
他人の目を気にするのも
自分がどう思われているのかと
気にしてしまうのも
図々しさがないから
と言えるわけです。
もちろん
人を傷つけても気にしない
というほどの
図々しさは身につけてはいけませんが
とは言え
周りにどう思われようが
あまり気にならない
言いたいことは
あまり空気を読まずに言う
という程度の図太さは必要で
そのための方法論は
また後日書いていきたいと思います。
責任感がある
という自分である前に
それって人にお願いしたり
助けを求めることが
できないだけじゃないのか?
と思ってみることで
見え方が変わってくるかもしれません😌