自己責任論が強まると死にたくなる

この世の中って
水の中みたいに苦しいじゃないですか。

何の修行？

って思えるくらい
辛いことも多いし
困難もたくさんありますよね。

そりゃそうなんですよ。

人って本当に無力で
1人じゃできることって
本当に少ないし

1人で生きられるほど
世の中は甘くはないと思うんです。

若干スピリチュアルに
聞こえるかもしれませんが

我々が生きているこの世は
あの世から修行に来ている
世界なんだと思うことがあるんですよね。

死んだらようやく
戻るべき場所に
戻れるような感覚があるんです。

まぁそれは置いといて。

きっとこの世を
生きやすいと思っている人より
生きにくいとか

山あり谷ありだなと
思えている人の方が
本気で生きている
証拠だとも思うのですが

だからこそ
真面目に生きすぎると
辛くなるんですよ？

という話をします。

◯1人で抱えられるほど甘い世界じゃない

最近思うんですけど
真面目すぎたり
一生懸命に背負いすぎている人は

見方を変えると
世の中を舐めているとも
言えるかもしれない。

冒頭でも言いましたが
この世はそんな楽な世界じゃない。

どこにいても必ず
居心地の良い場所があるわけではなくて

合わない環境
合わない人

だらけですよね。

そんな修行のような世界だからこそ
人を頼って
人を甘えないと
乗り切れないと思います。

うつ病になりやすい人の特徴として

真面目な人
自己責任感が強い人

などの特徴を有する人が
一般的には挙げられます。

それは言い換えれば
1人でどうにかなると思っているか
人を頼ることを悪いことだと思っている
自己責任論が強い人なんだと思います。

その背景には
幼少期に親を頼れなかったり
自立を強く求められるために
助けを求めにくい環境があったから
かもしれませんし

頼ったけれど
裏切られたり
うまくいかなかった経験などがあって

誤学習してしまったから
なのかもしれません。

助けを求めたからといって
必ず助けてもらえるわけでも
絶対救われるわけでもないんですけど

だからと言って
1人で何とかならないことの方が
たくさんあるわけで

結局は
他人と共存する道を
見出していかなきゃいけないんです。

◯自己責任論が強いと、自分の人生も自分で終わらせるまでが責任だと思う

そして
世の中の苦しみから
逃れられず自分で
もがき足掻きながら

それでもうまくいかず

人を頼ることを知らずに
生きてきてしまうと

次第に

自分の人生を終わらせることすらも
自分の責任であるように
感じることがある。

人に迷惑をかけたり
人に嫌われながら生きるくらいなら

自分の家の塵は
自分で処理するように

自分という存在すら
この世から自分で消してしまわないといけない

と思えてしまう人がいる。

確かに
生きるか死ぬか
決めるのは自分という
価値観もあります。

ですが
生まれたこと自体
思いがけないことであり
元々何かしらの意味があって
生まれたわけじゃない。

たとえば
あなたは
看護師をするために生まれましたよ

という意味や使命を
与えられて
生きているわけじゃない。

もっといい加減で
適当であって良いという考え方もできる。

早めに終わりを迎えようとせずとも
いつか終わりが突然やってくる。

いつか終わる旅も
早めに帰らなくても
もうちょっと違う街や道を
歩いてみたら良いじゃないですかね。

そこで今までの苦労が
報われるかもしれませんし
誰かを救う指針になるかもしれない。

人生はそれくらい
いい加減で
本来アテのないものなんです。

ナビを使わずに
ドライブしているような
ものでもあるわけです。

それで行きたい場所に
今は行けなかったとしても

違う道をゆらゆらと
ドライブをしても良いし

バシッと目的地を設定しても良い。

それくらい
いい加減で流されるようにしかならない
人生について

自分で全て背負おうとしても
土台無理です。

確かに息苦しい世界で
修行しているので

早く終わらせたくなる気持ちも
あるかと思いますが

他人にSOSを出したり
頼ってみたりすると
案外力になってくれることもあるし

今度はうまく乗り切れるかもしれません。

自己責任感を強く感じ過ぎると
人生を終わらせようとするリスクがあるので
そこは注意した方が良いかもしれません😕

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