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自分の存在はその他大勢の一部であると思っていないとメンタルを病む。

「あなたはどこにでもいる人の一人だよ」

ともし言われたとして
あなたはどう感じるでしょうか?






もし気分を害したり
劣等感を感じたりするのであれば

「自分は特別」であるという
考え方を持っているからではないでしょうか。




身の回りの人
すれ違う人々に対して

その人たちだけが
「その他大勢の一人」
と思っていないでしょうか。




あなたもどこにでもいる
その他大勢の一人なんです。

そして自分は
「その他大勢の一人」
と思う勇気
を持つことが

幸せで生きていくためには
必要な考え方であるというお話をします。


個性とは他人との比較で生まれるものだと考えてはいけない

他人と差別化できるような
自分だけの特技や特色を見つけて
他の人が持ち合わせていない価値を
見出して
〝個性〟にしないといけない。

と考えている人がいるかもしれません。

しかし
この考え方の先には
競争」しかないんですよね。

結局他人よりも
優れているか
劣っているか
という基準で対人関係を築いたり
自分の存在を認識しようとする。

しかし、本当にそれで
幸せになることができるのでしょうか。

競争の行きつく先には
孤独しかないとも言われています。

なぜなら競争とは
自分以外の人を
と見なすからです。

人間にとって
もっとも恐れるものは孤独です。

個性が無きゃいけないと考えて
他者と違う存在になろうとした先に
自分は何が優れているか
目の前のこの人に何が勝っているか
と考えてしまうのです。

競争した先に
孤独だけが待っているとしたら


他者との所属間の中で
安心感を感じるはずあの人間が

幸せになれるはずがない



人に価値を見出すのであれば

他人との競争によって生まれるような
相対的なものではない。

その人や自分自身の価値は
わたしはなにもできなくても価値がある
と考える絶対的な評価なんです。


もし障害やハンデを持つ人や
できないことが多くある人を
自分より劣った存在だと考えてしまうとしたら
それは縦の関係
他人を判断していることになります。

何ができるか、何をしてきたかによって

人の価値が決まるわけではないし

そのように考えていたら、 
行き着く先は貢献ではなくて勝ち負けなんですよね。

「わたしであること」の勇気。

持つべき考え方は

「わたしであること」の勇気です。


他人からの承認を求めていても
承認には終わりがないと言われていて
承認欲求が満たされるのは一瞬だけです。

では
「わたしであること」
という感覚を持つためには
一体どうすれば良いでしょうか。

それは人間関係を
対等な横の関係で見て
自分が他人より秀でているように
見せようとしたり
他人を蹴落とそうとせずに
周りの人間と協調して
貢献していくこと
です。

社会的な立場としての
上下関係はあっても
その人の価値に
上も下も無いわけです。

縦の関係だと敵に思えても、
 横の関係であれば仲間になる。
 
だから本当の意味で
協力し合えるようになります。
 
 


世界は敵だらけと思うのか
全員仲間であると思うのか。

 
どちらの思考が
気持ちが楽にさせる考え方なのか。

言わなくても明白では無いでしょうか?😌

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玲/精神科ナース
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