日記・ゴールデンウィークの玉井
月1でnoteに日記を書くようになってから早1年。わたしはあれから何も変わっていない。社会復帰もロクにせず、鬱を言い訳に自堕落している。(先月の日記は走馬灯シリーズで書いたということにしてほしい)
休職して2年、鬱と言われてから1年半ほど経つが、鬱になった理由は、自分でもよく分かっていない。環境の様々な要因が複雑に絡み合って、それが悪い方向に作用してしまっているのだと思っている。だから適応障害のように、嫌な人から離れるとか職場を変えるとか、とにかく環境を変えるだけでは解決しない。休職という究極の手段をもってしても1年かかろうと解決しないのだから業が深い。主治医からは「治ってきている」と言われる一方で「まだ社会復帰は早い」とも言われているし、鬱に当て嵌まる症状は依然として存在するし、薬を飲めばそれらが和らぐのも事実だ。立ち寄ったカフェでミスをして注意されているアルバイトの若い子を見ると胸がキュッとなる。わたしと同世代の人は大卒なら社会人4年目、わたしは休職3年目になった。理由を究明したところで、病気であるという事実に変わりはない。
高校時代の大嫌いな女が実家で暮らしているという話を先日耳にした。それをきっかけに、わたしは絶対に地元では暮らさないと誓ったのだが、それならばますます東京で自立していかなければならない。タイムリミットは1年後。両親には感謝しているが、地元に骨を埋める気はないのだ。勤務先の産業医と話し合いながらリハビリ出勤などして、徐々にフルタイムに体を慣らしながら転職活動をする、というのが理想のリワークである。東京で、正社員で働きたい。
去年と変わったことといえば、趣味の一環とはいえソシャゲにじゃぶじゃぶ金を突っ込むのに躊躇がなくなってしまった。廃課金への道を一歩また一歩と歩み始めている。デレステ・FGO・アークナイツ・アズレン・原神といろいろやっている(ブラサジはサ終が発表されてしまって悲しい)わたしだが、この大型連休でいろいろと魅力的なイベントが始まって、わたしの金が溶けていく。アークナイツのリミガチャがいい感じに終わってくれたのが大助かりだったが、FGOでは勢いで帰省する新幹線の中で引いたスーパーバニヤンがシナリオで「未熟なリーダーとして何かと無茶をしてはその尻拭いを主人公たちに押し付ける嫌な奴」としてSNSで叩かれているのが不憫でならず、マイルームの絆レベル5のボイスで火に油を注いでいるのを見て、担当したライターはバニヤンが嫌いなのだろうかと勘繰り、デレステでは無料10連に振り回され、メイド文香に振り回され、アズレンではリュッツォウに振り回されている(無事引けた)。何よりわたしが思うのは、ゲームのシナリオを最初から最後まで読む集中力が無くなってしまった自分がただ悲しい、ということである。これはゲームに限らず、親に勧められた30分ドラマもまともに見られないということに気づいてしまった。FGOもアークナイツも、重厚なシナリオが売りのゲームだ。なればこそシナリオをじっくり読むべきだと思うのだが集中力がない。悲しい。「マテリアルから読めるんだから別にいいでしょ〜」と言って放置しているシナリオが山ほどある。なんなら去年からある。これがFGOのぐだぐだ龍馬危機一髪の復刻くらいには治っているといいのだが。デパスには本当に助けられている。困ったらデパスを飲めばいい。とにかくそろそろいい加減にちゃんと田中くんや武市せんせーや高杉のツラを拝まなきゃいけないし真っ白いハイパーお竜さんをその目に焼き付けて現実と向き合う必要があるのだ。わたしは坂本が好きなのか岡田が好きなのかよく分からなくなる時があるがとりあえずみんな好き。お竜さんも好き。でもお竜さんはやっぱり黒い方がいいな。
帰省していると気掛かりなのが体重の増加である。太りたくないの一心に尽きるわたしは、両親や祖母が出してくる食べ物との誘惑と日々格闘している。というか食欲が皆無に近いため、出されたものをホイホイ食べているだけで脂肪が増える。よって、食べ物を勧められても迂闊に口に入れずにノーと言う勇気を持たねばならない。お盆までにあと3〜4㎏は痩せるのが目標だ。祖母に痩せた痩せたと言われて浮かれたはいいが、体重を測ったら全然痩せていなかった。太りもしていなかったがなんなんだろう。痩せたいと言いながらクソデカクリームソーダを飲んでいる矛盾。三度の飯よりデパスが好きなわたしは飲酒をしないが、実家でまともな飯を食うたびに体重が増える不安が脳を駆け巡る体になってしまった。
気づけばゴールデンウィークと呼べるのも明日までになっていた。仕事上、木曜日で終わったと言う人も少なくないだろう。休職中のわたしは毎日が休みみたいなものだからノーダメージだが、これはあまり良くない傾向であることも重々承知している。早く死にたいと思うことも、どこに向けていいのか分からない罪悪感が湧き続けて涙が出る時も、吐き気が止まらないのに胃に何もないから胃酸しか吐けないような日々もたくさんあるが、東京に戻ったらデザフェスやらなんやら楽しいイベントがたくさんあるからそれを胸に今月は生きる。
とりあえず早いところ東京に戻りたい──
おまけ
来世は水底の岩にへばりついた藻になりたいと思っていたが、仮にどうしても人間に生まれ変わらなければいけないのならわたしは腐女子になりたい。というか、あらゆる意味で雑食になりたい。ここ数ヶ月で気づいたが、わたしは地雷やら苦手なものが多すぎてオタクとして生きるのがつらい。でも頑張る。わたしは負けない。負けてはいけない。泣くより吐くより笑っていたい。