酒をいっぱい飲んでいる
酒量が日に日に増えている。わたしは特別酒好きというわけでも、酒に強いというわけでもない。ひたすらに強い酒を求め、空きっ腹にデパスと共に投げ込み、気持ち悪くなったらトイレに駆け込み血痰が出るまで吐いて、それでもなおアルコールの残存した、肝臓を確実に痛めつけた証の赤黒い顔で過去の失態を振り返り泣きじゃくるのが一連の流れだ。楽しくもなんともない。むしろ痛いし苦しいし、確実に無茶をしている。でもやめられないのだ。
大人になると、何か過ちを犯しても親のように叱ってくれる人などいなくなり