恋愛小説 27

部分的模様染め

捺染めと言われる

優しい風合いの麻と綿の浴衣

「君らしさが出てる。よく似合ってるよ」

あまりにも可憐な浴衣に

万が一にも珈琲をぶちまけない確証はないと思った

それにわたしは二番煎じのドリップが好き

先にわたしは大浴場に向かった
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