ぼくの中のGoサイン。
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noteに取組みはじめてから、千葉の落花生について調べることが多くなった。口にすることも多くなり、やりたいことも増えた。
不思議なんですよね。
口にすると『やりたいなぁ。』と思っていることが、本当に実現できそうなくらいトントン拍子になっていきます。
ちょうど1ヶ月くらい前に、同じようなことを書きました。そして先日、落花生の農家さんに話を聞きに伺った時のことでした。
掘りとり体験ですが、実現しそうですよ。
ほんとですか!?前回、工場で話をうかがった時に農家さんの反応がなぁ。どうかなぁ。畑を荒らされてしまうことを嫌うかもしれないんですよね。
そんな話が出ていました。
確かにな。作っているのは落花生だけでなく、他にも人参、お芋、麦などなど、農家さんによっては他の野菜も作ってるし。
有機栽培となれば畑の管理もあるから、企画をしたところで参加いただく方のマナーの問題も出てきます。マナーが良くても、畑のそのあとの状態は素人の僕らには良いのか悪いのか判断がつかないよなぁ。
区画を区切る?畑を借りる?誰が管理する?
農家さんとの人間関係を良くして理解を得ておかないと、難しい話だなぁ。そんなことを思いながら、前回工場にうかがった帰り道。『ちょっと難しい問題かもしれないなぁ。』と考えていました。
来年から畑の一部でやってみないか?
『農家さんから、そんな話を持ちかけられたんです。』と工場責任者。農家さんとの日々の関係がないと持ちかけられない。うらやましさと悔しさとを感じながら、喜びまで感じてました。
『じゃぁ、そこで!?』
少し冗談まじりで決定ではないですが、ぼくの中でこのトントン拍子に進むときは、『やりなさい!』と言われているGoサインなんです。
『世に出した方が良いよ。』と言われている気持ちで、浮かれ気分になってしまうと足元をすくわれ、逆に迷惑をかけてしまったりするので、話を密に行いながら、手伝いながら、自分でやりながら農家さんや工場との関係を深めて、良い取組みにして行きます。
先々を見通した取り組み。
落花生工場でも、落花生の生産量を確保する取組みを行っていて、農家さんの人手が足りない時に、専属でタネまきなど人員応援をしていたのです。
『さすがだなぁ。』
ぼくは、販売や流通させることは考えていたけど、人手が足りない時に応援するところに頭がまわっていなかった。
少子高齢化にともない農家さんの確保は、必須条件です。その中で僕は、『どうやった魅力ある産業になるか?』ばかりを考え、販売する人たちで応援する発想がなかったんです。
『忘れていたなぁ。』
農家さんと直にやり取りしていた時に、何を学んでいたのか。落花生となると加工されたものを工場から取り寄せていたから、農家さんと直接話す機会はほとんどなかった。
農家さんの苦労も大変さも、考えているようで考えていなかった。落花生を多くの人に食べてもらう前に、しっかりと農家さんの大変さも知っておく。その中で、お客様に伝えていく。
もしかしたら、それぞれの産業の生産効率を上げた末にやるのは、一次産業から流通までを考え、機械化も大事だけど足りない人をシェアしながら、産業を守っていくことなのかなぁ。なんて、未来のことまで想像しちゃいました。
とにもかくにも『自分でやってみる!』が基本だよね。
今年は、どこまでできるか分からないけど生育状況も含め、多くの顔を出して行きます。収穫応援などもして、今までできなかった取組みを実現させるために、まずは農家さんとの距離を縮めつつ準備を進めて行きます。
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