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【心理学】todoリストをブラッシュアップ!to doの前にnot todoリストを作る【時間管理】


todoリストの質をあげて、中長期的な目標達成に近づけよう

todoリストは個人の時間管理やスケジュール管理にとても便利なツールです。
しかしtodoリストをこなすだけの毎日になっていると、目先のことばかりにフォーカスしてしまい、中長期的な自分の目標が達成できなくなるおそれもあります。
この記事を通して、一度todoリストの中身、いわば質を確認して、ブラッシュアップしてみてください!

そもそもなぜtodoリストに追加したか考える

まず、なぜtodoリストに追加しましたか?
「やらないといけないから」
ですね。
では、「やらないといけない」を少し分解していきます。

2つの切り口を考えてみます。

  • 重要度

  • 期限

です。
シンプルに思考するため、
重要度は「高」「低」の2段階で考えていきます。
期限は「長」「短」の2段階で考えていきます。

つまりtodoリストの中身を4つの領域に分けます。

  1. 重要度:高 期限:短

  2. 重要度:高 期限:長

  3. 重要度:低 期限:短

  4. 重要度:低 期限:長

の4つです。
中長期的に重要なのは
「2の重要度:高 期限:長」です。
この領域には

  • スキルアップのための勉強

  • 健康維持のための減量

  • ドルコスト平均法による積立

  • 楽器やスポーツの練習

  • 人脈づくりや人間関係の構築

などが含まれます。
やらなくても今日、明日の生活に支障はでませんが、中長期的にはものすごく差が出る領域です。
スタート地点が同じでも、時間や労力の配分をこの第2領域どれだけ配分できるかということで、数年後にはものすごい差が開いてしまうと思います。

1、3領域ばかりtodoリストに入れている人の10年は、
「1年を10回繰り返している」

2領域を意識してtodoリストに入れている人の10年は、
「10年間を積み重ねている」

という解釈もできるかもしれません。

身の回りのベテランで、同じ1年を繰り返している人はいませんか?

この4領域の考え方は7つの習慣という本で紹介されています。
この本は、私は1年に2回ずつくらい読んでいます。毎回新たな気づきが得られています。
読んだことがある人も、また読み直してください。


最も非効率な仕事は、本来やらなくてもいい仕事を効率化することである

ドラッガーの名言です。

そもそも「時間管理」「効率化」といっても、本来やらなくていいことなら最初からやるべきではありません。

そのための思考ツールとして、ゼロベース思考というものがあります。

そのtodoをやらなかったら、本当に困るのか

この1点に尽きます。
todoリストを見直して、このことを自分に問いかけてみてください!
これを期に一度見直してみると、将来の貴重なコスト(時間と労力)が大幅に削減できるかもしれません。

not todo リストを作る

todoリストを作るよりも先に、not todoリストを作りましょう。
やらなくても困らないことは、やるべきではありません。

それ実践するには、先に明示しておく必要があります。

何も用意しておかないと、無意識はいつも通り、去年通り行います。

先に意識にあげておく必要があるため、not to doリストを作ります。
例として、

  • 寝る前にスマホを寝室に持ち込まない

  • スマホでYouTube禁止

  • 少しでも嫌だなと思った飲み会には参加しない

  • 家に甘いものを置かない

  • 朝起きてすぐスマホでSNSを見ない

  • ニュースを見ない

  • コンビニで甘いものを買わない

  • コンビニのスイーツコーナーの前を通らない

などです。

not to doリストは日常的に作る

一気に「完璧なnot to doリストを作ってやる!」という作り方はあまり推奨できません。
日頃から、
「これは時間を無駄にした」
と思ったときに、その行為をnot to doリストに加えるような習慣があるといいですね。
そのためには、スマホのメモアプリや、Googleキープなどがおすすめです。

スマホはSNSやYoutubeで時間を浪費するために使うのではなく、時間を作る習慣を形成するのに役立てましょう。

スマホに使われる」のか、「スマホを使う」のかは本当に人それぞれです。


増やしたい習慣の実行コストを下げて、減らしたい習慣の実行コストを上げる

スマホの特等席はSNSアプリや、YouTubeアプリのアイコンでなく、Google keepにする

このアプリも、スマホで一番目立つところ、アクセスしやすいところに配置する工夫が必要です。
習慣化は仕組みが10割です。なにも考えなくてもできるようにするのが習慣です。
意志の力や根性がなければ実行できないのことの習慣化は難しいです。

また、ウィジット化すれば、スマホを見るたび目に入るので、無意識に刷り込むことができます。

時間を浪費するアプリの実行コストを上げる

多分、ほとんどの人はよく使うSNSやYouTubeといった時間浪費アプリをスマホの一番アクセスしやすいところに配置していると思います。

では、今からそれらの時間泥棒のアプリをスマホのアクセスしにくいところへ移動しましょう。

フォルダの中に入れるのもいいかもしれません。
複数画面がある場合は、4つくらいホーム画面をスワイプしないとアクセスできないようにしましょう。
別にアプリを消してくださいといっているわけではありません
ただ単にアクセスしにくい場所に配置換えするだけです。

今、あなたの無意識が嫌がったと思います。
正常です。
無意識は「いつもどおり」が大好きなので、変化を嫌うからです。
その結果、

  • いつもどおり時間を浪費するアプリを使って

  • いつもどおり時間がなくなっていく生活が続いていく

という流れになります。
逆に、習慣を変える場合に無意識が嫌がっていると感じたら
「私、成長している」
と認識するようにリフレーミングしてはどうでしょうか。
(リフレーミング:物事を違う視点で見ること)

スマホの特等席に移動はできましたか?

「あとからやろう」という人は、多分やりません。
今、本当に時間がないなら、以下の項目をtodoリストに入れてください。

  • この記事をブックマークするか、スクショを撮る

  • スマホの特等席をSNSからGoogle keepに移動する

  • ブックマークやスクショを消す

3つもtodoリストを専有したので、これは実行しやすくなります。
実行しないとブックマークや写真フォルダにタスクが残ってしまうので、それを消すために無意識ががんばってくれるかもしれません。

これも仕組み化の一種です。

Google keepを使ってnot to doリストをこまめに更新して、素晴らしい習慣を作ってくださいね!

まとめ

  • todoリストでは「重要度:高 期限:長」大事

  • todoリストの中身は、「やらないと困るか?」を基準に減らしていく

  • todoリストより先にnot todoリストを作る

  • not todoリストは一気に作るのではなく、日常的に更新する

  • まずは「not todoリストを更新する習慣」を形成する仕組みを作る

  • そのためにスマホの特上席から時間泥棒のアプリを追い出す

  • not todoリストを作る習慣を形成する仕組みを作る

習慣化の仕組みづくりに関する本はスイッチ!がおすすめです。
無意識は象、意識は象使いというたとえでうまく表現しています。

他にもおすすめの本のリストを作っているので、習慣化に悩んでいる方はぜひ覗いてみてください!ヒントが得られると幸いです。

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