一生懸命に、でも適度にテキトーに。
自分で言うのもなんだが、私は、結構まじめなんだと思う。
目の前の物事には一生懸命取り組みたいし、何かをサボるなんてもってのほかだ。ルールはしっかり遵守したいし、ちゃんと成果も残したい。任されたことは、最低でも偏差値50の以上の結果で応えたい。人には優しくありたいし、自分には厳しくいたい・・・
当たり前だけど、これ全部実践できるはずがない。
(できる人も世の中にいるんだろうけれども・・・)
だから、そんな性格が自分を苦しめることもあった。
人間だからこそ、一生懸命できないときもあるし、手を抜いてしまうこともある。自分に甘いときもあるし、人に厳しくあたってしまうこともある。
でも、そんな自分が許せなくて、自己嫌悪に陥ってしまう。
そんなことが今まで生きてきて多々あった。
もちろん、色々心理学の本を読んだり、色々人の話を聞いて、「適度に力を抜いたほうがよい」とか、「0・100思考、白黒思考、べき思考」がよくないのは、分かっていた。けど、なかなか自分のものにするのは難しかった。
でも最近、そんな私がいい意味でテキトーになれたというか、ほどよい力の抜き方を覚えた。
きっかけは、これといったものが思い浮かばないんだけど、適度にテキトーにしている友達に会ったり、そんなコンテンツを見てちょっとコツが分かったのかもしれない。突然腑に落ちた。笑
今自分が悩んでいることって、本当にちっぽけ。
悩んでいる最中は、「この世の終わりだ」なんて極端なとこまで思考が及んでしまうこともあるけど、少し力を抜いてみると、意外とそんなことないって気が付く。
いったん、自分の悩みを俯瞰して見るために、いい意味でテキトーになった方がいい。投げやりではないんだけど、「まぁいいか」そんな感じ。
もちろん、人の性格なんてすぐに変わるわけでもなく、きっとまた、まじめな自分が出てくるんだろうけど、今回は大きく変わったかな、と思った。
うつ病で悩む人は、まじめな人が多いとよく聞く。
とてもよくわかる。でも、そんな人こそ、やっぱり適度にテキトーに考えるのは、すごい大切。
逃げちゃだめだ、と言うけれど、逃げてもいい時はきっとある。
考えてもどうにもならないこともあるし、あれこれ考えるのを少しやめて、「まぁいいか」と思ってみることは、とても重要だとようやく腑に落ちた。
自分で自分を俯瞰するのって結構難しいから、今後もカウンセラーとして、俯瞰するお手伝いができればいいな、と思う。
最後に、お気に入りの四コマ漫画「サボり先輩」からお気に入りのフレーズをお届けします。
「平日は休日の延長」
一生懸命になりすぎると、休日も仕事のこと考えてしまって、休日が平日の延長になりがち。
でも、少し力を抜いて、平日も休日の延長だと思って日々を過ごすと、気持ちが少し楽になります。
一生懸命に、でも適度にテキトーに生きていきましょう!