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おじさんがnoteを半年やってみて考えたこと ①軽く振り返ってみる

私がはじめてnoteに投稿したのは、今年5月おわりでした。
それから約6カ月、おおよそ週に1本のペースで投稿を続け、これまで30本ほどの記事を公開させていただきました。

昭和のおじさんが慣れないnoteを始めて悩み惑う率直な思いを、3週間、6週間の時点で記事にしていました。

多くの皆さんに記事をお読みいただき、スキをつけてもらったり、嬉しいコメントを頂戴したりと、本当にありがとうございます。
お陰様で、今ではnoteは完全に私の生活の一部になっています。

半年経過したので、区切りとして、私のnote生活について、まとめておくことにします。

考えたことを文章としてアウトプットする習慣がついた

これが一番のメリットかな。

もともと文章を書くのは嫌いではなかったし、業務用の文章は書き続けていたけれど、思っていることをアウトプットするという習慣がありませんでした。

それが、noteをはじめてみると、けっこう書きたいことがどんどん出てくる。
自分ってこんなにものを考えていたんだと驚いたぐらい。

書いていると考えの矛盾に気付いたりすることもあるし、他の人に読んでもらうとなると、ひとりよがりの思いとか、この考え方って誰かを傷つけてしまうんだろうかって立ち止まったりするし…。

出来事ではなく、思いを整理して書く日記っていう感じです。
書く習慣がなかった頃は、日々ふらふらと自信なく優柔不断で過ごしていたものが、書くことで自分の考えや行動に一貫性が出来てきた様に思います。

口下手だからこそのnote

少し前に、こんな記事を書きました。

話せばわかる、なんて偉そうに書いているけど、実は自分は話すことが得意なわけではありません。

むしろ、多くの人が集まって会話をする際など、輪の中心となって自分の事を話すということは殆どないと言ってもいいぐらい。

自分が思いを話すのは、2-3人の少人数で、落ち着いた環境でじっくり互いに意見交換が出来る状況にほぼ限られています。
喋るパワーの強い人が場を支配する環境では、まず話せないし話さない。

普段から話すのが得意で、いつも人の集まる場で思っていることを表現できる人は、もしかしたらわざわざ文を書かなくても、話すだけで何ら不自由はないのかも知れません。

話しながらどんどん頭の中を整理して解決し、人にも伝えることができる…

憧れの能力ですね。

それが得意でない自分は、考えや意見を整理し伝える場として、つまり自らの能力を補うツールとして、noteを使っているのかも知れません。

趣味を深めることができている

自分の場合、現役を終えるころになって郷土である奈良に対する興味が出てきて、県内各地を訪れ、月3本程度「🔶私の好きな奈良」というシリーズにして記事を公開しています。

読んでいただける人に対して寺社などを紹介する、という体裁にしているので、間違ったことは書けず、情報を確認して正しく記載するということに気を付けています。

趣味って、だいたいがやればやるほど興味が深まり、どんどん面白くなって深みに入っていきますよね。
今まさに自分がその状態にあり、書けばまた面白くなって訪れたくなり、訪れるとまた書きたくなるという好循環が続いています。

一定のペースでnoteに公開するという風に決めていることで、ドライブがかかり、ちょうど良い具合にリズムがつかめています。

ささやかな交流ができた

有難いことに、スキをつけて下さったり、コメントして下さったりする方がいらっしゃいます。
とても励みになります。

そんな人の記事を拝見して、自分とよく似た境遇であったり、価値観が共通していて驚いたり、自分が全然知らない分野の人だったりと、noteを通じて世界が広がります。

実生活では出会う人の数が限られるのに対し、ネットでは圧倒的に多くの人と、とりあえずは薄く広くですが繋がることができます。

なので、自分が出会いたい相手と遭遇できる確率はうんと上がりますよね。
婚活などのマッチングアプリが好評なのも理解できます。

noteの場合、ほかのSNSと比べると、優しい人がユーザーに多い様に感じます。
NHKドラマの「VRおじさんの初恋」ではありませんが、noteの交流のなかで親近感を抱き、幸せな気持ちになるということも経験しました。

ちょっと自信ができた

全く初めての世界、手探りではじめたnoteですが、半年間つづけて記事を出しているうちに、ちょっとだけですが何となく自信の様なものも出来てきました。

執筆などは全く縁のない世界にいたので、自分の記事を誰かに読んでいただくということを想像できなかった段階から、大分慣れてきて、自分の日常として行えるようになってきたというか、気が付いたら自分でも何とか続けられているじゃない、ていう感じですね。

記事の質や評価はさておき、継続は自信になります。

評価は全体ビュー? フォロワー? スキ? それとも…

さて評価といえば、自分の記事に対する評価って、何を指標にすれば良いのでしょうか?

全体ビューというのがあります。
これは、記事が読まれた数ではなく、「記事ページの表示と、タイムラインなどに表示された回数の合計値」だそうです。

つまり、投稿数が多かったり、多くの共同運営マガジンに登録していたりすると増える数字で、必ずしも記事の人気度を示すわけではなさそうです。

一般にはフォロワーが多いことが、そのクリエイターが書いた記事を読みたい人が多いことを意味するものと考えますが、そうとも限らない様ですね。

フォローバックというシステムがあって、「100%フォローを返すのでフォローして欲しい」という人がいたり、記事を気に入ってくれてフォローしてくれたというよりも顧客獲得のためでは?と思わざるを得ないフォローがあったりと、結構眉唾ものだと感じます。

殆ど記事が上がってないのに多くのフォロワーさんがいる人もいらっしゃいますね。
どういうしくみ? フォローの意味は? って、SNS情弱の私には理解が追いついていませんが、皆さんはごご存知でしょうか‥

それはともかく、コメントと共に「スキ」をしていただける方は、興味を持って記事を読んで頂けたのかな、と思えるので嬉しいです。自分は十分なコメントができておらず「スキ」だけの事が多いですが、こちらの気持ちが伝わればいいな、と思ってやっています。

ただ、スキにも「お返しスキ」というのがある様なので、スキの数が本当の意味で記事への評価を反映できているのかと言われると、実は違うのかも知れません。

このあたりについても、自分の立ち位置を少し考えてみようと思います。


私の人生も、既に折り返し点をかなり過ぎました。
あっという間にこの年齢を迎えたことを思うと、そんなに多くの時間が残っているわけではありません。

これからの人生を充実したものにするために、いま生活の一部になりつつあるnoteを良き伴侶として、より良い付き合い方を探っていければと思っています。

次は「おじさんがnoteを半年やってみて考えたこと②」の執筆を構想中です。
引き続きお付き合い頂ければ嬉しいです。





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