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父親比率

保育園給食の試食会と3歳児健診に行った。

十数人参加していた試食会出席者の中で、父親は私一人であった。
昨今どんな格好どんな場所で仕事をしていても不思議はないが、「今まさに仕事を抜けてきました」みたいなビジネスルックをしているのも私だけである。去年もそうだった。
奉仕作業になると父親率は跳ね上がるが、やっぱり「料理」とか「平日昼間」とかになると、参加するのは母親が多いのかな、ということを改めて確認した。
やっぱりって、何が?

3歳児健診にも私が息子の2人で行った。
ここでも私以外の父親は1人しか見かけなかったし、その家族は父母両方が同行していた。父子2人で来ているのはうちだけだ。
これも平日昼間なので、そもそもの来づらさはあるのだが、予定の都合が付きやすいのは母親の場合が多いということなのだろう。

ただ単に、そういう事実を確認した、という話です。
以下余談。


試食会に参加するのは2回目で、3学年合同だったが来ていた親はだいたい3分の1くらいだろうか。昨年はもっと少なかった覚えがある。
任意参加だし平日午後なので少人数になるのは当然だが、家庭の調理担当としては保育園でどんな給食を食べているのかは興味がある。
今回は午後のおやつに出すおにぎりやクロックムッシュ、給食の野菜スティックと味噌汁だった。煮干しと昆布でだしをとった味噌汁はしっかりした味でおいしかったので、時間があれば自分もやろう。

保育園の玄関にはその日の給食がそのまま展示してあり、毎日帰り際に息子と一緒に確認して、何がおいしかったとか食べられなかったとかを話す。おいしく食べられたというサラダがあれば参考写真も撮る。
ちなみに、息子はその日の給食を私に紹介することを「じゃんじゃじゃーんする」と表現する。おもしろい。

給食先生の話によると、野菜が苦手でも味噌汁やスープに入っているものは食べられる子が多いらしい。
息子も苦手な野菜が多かったり、食べた経験のある野菜も料理としての見た目がちがうと拒否することが多いが、さいの目切りにして汁物に入れてやるとよく食べる実績がある。
野菜スティックとかピクルスを食べられるようになれば、作り置きで野菜を出しやすいから便利だが…なかなかむずかしい。
大人の私だって健康を意識する気持ちと慣れで食べてるだけで、べつに野菜スティックが好きなわけじゃない。子どもに好きじゃなくても食べろと言っても通用しないのはわかる。

給食でおかわりがほしい場合は、残しているサラダ等を少しでも食べることができたら、というふうに促してくれているらしい。
これで先日はブロッコリーを食べたと<じゃんじゃじゃん>のときに教えてくれた。家でもそういうふうに頑張れるといいんだけど。

栄養バランスの整った食事を食べてきてくれるという意味で、保育園給食は本当にありがたい。


健診全体を通して何も異常はなく、順調な成長を確認出来て安心した。
身長がついに100cmを突破し、体重は16kgになった。そりゃ私の腰も壊れる。

家庭での日常会話からわかっていることではあるけど、問診でも色の違いや図形の大小など、質問に正確に答えられていた。なんなら質問に先回りして少し食い気味に回答していた。

初対面の医師などから急にあれこれ聞かれて緊張したのか、小声でもごもご喋っているのが印象的だった。
結構人見知りする性格のようで、なかなか挨拶できなかったり初対面の人に話しかけられてもスルーしたりする。
どんなふうに人の性格が定まっていくのか。不思議だ。

健診のはじめに食事についての指導があった。
決まった時間に食事をとってリズムを作ること、子どものおやつは第4の食事であって大人のそれとは意味が異なることなどを教わった。
リズムからはずれたタイミングで間食をするのはやはり良くないことのようで、子どもの場合それで簡単に腹が膨れてしまい、ちゃんと食事がとれないということがあるようだ。
この点やはりフルタイムで働いて帰ってから食事の準備をしていたのでは、到底息子の空腹に夕食を間に合わせられない。帰宅即夕食、ということができればいいんだけど。頑張ろう。

というか本当は夕食前に風呂に入ってくれたほうが就寝までの時間の無駄がなくて良いのだが。


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