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感想文「消えたママ友」を読んで➀

 今日はこのあと、娘がオンライン進学塾の授業を、いま使っているパソコンで受けるので、いつもより早い時間にnoteを書いています。

 毎日おもにポメラでリライトしている小説の影響もあるのかわかりませんが、この間、書店に行った時に、「消えたママ友」という漫画を見つけ、「読んでみたい!」と思い、購入して読んでみました。

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 手塚治虫文化賞という賞にも注目したというのもありますが、タイトルと表紙をパッと見た時に、漫画ではあるけれど文学的なものも感じたのを覚えています。

 *以下からネタバレあります。

 数えきれないほど、いろんな場面に胸がぎゅっとなりましたが、ひとりのママが「消えた」おもな理由が、ひどい、というか、ひどいけど、リアルなんだろうな~って感じで…

 何かというと、ママが働いているのをいいいことに、このママの義母さんが、ママから子供を奪ってるんですよ……。ダンナさんもそれに流されちゃってるっていうか、気付いてるんだか、気付いてないんだか、問題と思ってないような素振りなんですね。

 これは「搾取(スポイル)」なのではないか?わかりませんけれども、わたしの脳裏にはとにかく、搾取、スポイル、という言葉が浮かんできたのでした。

 消えたママは、まったくと言っていいほど、子どもに関わらせてもらえてないわけです。子供のために作った、ふつうのちょうどよい量の、かわいらしいお弁当も、義母さんに捨てられたりするんです。

 このスポイル問題とでもいうんでしょうか、そこの部分が特に、わたしには印象に残りました。

 暗澹とした気持ちになったり、怒りと悲しみで、やっぱり胸が苦しくなったのでした。ほんの少しだけ、眠れなくなってしまいました。その後はふつうに熟睡できたんですけど、それくらい、心に残って、考えさせてくれることとか、ママたちの想い、みたいなものも伝わってくる漫画でした。

 明日に続きます。

 

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