旅先で出会った京都の幽霊
幽霊子育飴は、京都市で売られている飴です。この飴には、死んで埋葬された女性が赤ん坊を産み、その赤ん坊を飴で育てたという伝説があります。その子供が成長して高僧になったという話もあります。
京都市東山区松原通の六道の辻近くに「みなとや 幽霊子育飴本舗」というお店があります。ここでは、「幽霊子育飴」が実際に売られています。
「みなとや」で売られている「幽霊子育飴」に添えられた由来によれば、1599年(慶長4年)に女性が亡くなり埋葬され、数日後にその土の中から子どもの泣き声が聞こえてきたので掘り返すと、亡くなった女性が産んだ子どもであった。ちょうどそのころ、毎夜飴を買いに来る女性があったが、子どもが墓から助けられたあとは買いに来なくなったので、この飴は「幽霊子育ての飴」と呼ばれるようになった。
その時助けられた子どもは8歳で出家し高僧となった、とのことです。
また、「立本寺」でも「幽霊子育飴」が販売されています。
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