悪用厳禁?!相手の心を読むコールドリーディングのテクニック4選
相手の情報を事前に調べておいて、その情報を活用させてビジネなどに使用する手法をホットリーディングと言います。
対してコールドリーディングとは、事前の情報や下調べなしに、あたかも相手の心を読んだかのように見せる話術です。
占い師や霊能者、詐欺師などがよく使う技術で、相手の心を動かす目的で利用しています。しかし、コールドリーディングは邪悪なスキルではなく、相手の心を開いてもらうことこそが根幹です。コールドリーディングをうまく使えば、恋愛やビジネスなどで相手に信頼してもらえるメリットがあります。
コールドリーディングにはさまざまなテクニックがありますが、ここでは代表的なものをいくつか紹介します。
バーナムステートメント:
大多数の人が「自分のことを言っている」と思う一般的なことを話すテクニックです。例えば、「あなたは自分に対して厳しすぎるところがありますね」や「あなたは外向的で付き合いがいいときもある半面、内向的で用心深いときもありますね」などです 。ジェイクイーズステートメント:
誰もがぶつかるような、共通した人生の問題について話すテクニックです。例えば、「自分の力や努力が正当に評価されていないことはありませんか?」や「本当は自分の力を試してみたいと思ってるんじゃありませんか?」などです。隣の芝生:
自分にないものをうらやむ人の心理を突いたテクニックです。例えば、「本当は漫画家や芸術家、小説家などになりたかったけれど、選択して安定を求めてビジネスマンになった人へ、「もっと自分のやりたいことを極めてみたいと思っていませんか?」や「本当は自由奔放で愛想がよいときと、内向的で用心深いときがありますね」などです。対照的な人物:
相手の苦手な対照的な人物を描写していくテクニックです。例えば、「あなたは真面目で責任感が強く、細かいことに気を配るタイプですね。でも、そういうあなたは、だらしなくて無責任で大雑把な人が苦手ですよね」や「あなたは感受性が豊かで芸術的なセンスがありますね。でも、そういうあなたは、冷静で論理的で現実的な人が苦手ですよね」などです。
これらのテクニックは、相手の心理や状況に応じて使い分けることで効果的にコールドリーディングを行うことができます。