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不安を死で乗り越えろ!

漠然とした不安が日に日に大きくなっていく。
何にもなれず、このまま社会の一員として毎朝奴隷トロッコに乗りながらこんな文章をかいている。
会社に行けば怒られることに怯えて与えられた仕事をこなしていく、単調で辛い社会で生きていくことへの不安。
他人の感情を全て理解し伝えることがが難しいこと。
友人と真面目な話をしていても心の中では「明日のお昼ご飯何食べよう」など関係ないことを考えている。
だからより近くに感じるために、体を使ったスキンシップに走るのでは。
それでも本当の意味で理解は難しい。人は結局一人と感じる不安。

こうした、どうにもならない問題が合わさり不安という漠然としたもの変化し襲いかかってくる。
何かしら信じられる絶対に揺るぎない考え、揺るぎない人、揺るぎない何かがあれば、それを信じ続け不安から逃れられるのでは?

揺るぎない何かを見つければ不安に踊らされず、精神が安定すると思う。
それで言うと、死が一番近い。死は確実に「ある」。死んだあとは無だろうが、輪廻転生、極楽浄土などのこの世界とは切り離された次元だろうが。
死は苦しい現実から逃れられる。
現にこの世は地獄で、死んだらもっといいところに行けるという思想を持った宗教もある。
そういう宗教を信じずとも、苦しくても「まっどうせ死んだら何も意味ないからいいや」という気持ちにはなれる。
しかし、死を自ら選ぶのはとても怖かったので実行できない。
そんな思想を持っていたところで、現実は変わらない。
思考がめぐり、どうしようもない漠然とした不安がまたやってくる。

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