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6月に読んだ本、8冊

ミステリー小説6冊、エッセイ2冊。どれも面白くて甲乙つけがたい。

良作に出会えて嬉しい6月でした。


隻眼の少女(麻耶雄崇)

代々、とある一族の女性がスガル様という生き神となり祀られるが、スガル様の後継者が殺されてしまう。。
誰がなんのために後継者の少女たちを殺してしまうのか、結末は「なぜー!?」と唸った・・・

京都はこわくない(仁平綾)

京都へ移住した人の目線で新鮮だった。読み終えたあと、京都に住みたくなり物件検索するほど。

すべてがFになる(森博嗣)

気になっていたS&Mシリーズについに手を出した。1996年に発売されたとは思えない、インターネットやテクノロジーが詰まった本。発売当時に読んだら圧倒されていたのだろうな・・・シリーズは全10冊。ゆっくり読み進めていきたい。

自由研究には向かない殺人(ホリー・ジャクソン)

ここ最近読んだミステリーで一番好き。読後感が爽やかなミステリーで主人公のピップがとてもチャーミング。イギリス人らしいジョークに富んだ会話が心地よい。シリーズはあと2作あるので絶対読む。

俺ではない炎上(浅倉秋成)

1日であっという間に読んだ小説。ネタバレになるので何も書けないけど、まんまとやられた・・・

ミステリー小説は結構読んでるつもりでも、いつも展開に驚くの。脳みそが単純なのだろうな・・・

台湾はおばちゃんで回ってる(近藤弥生子)

台湾での暮らしを垣間見ることができる本。同調圧力が無くてのびのびと子育てできて、お節介な鶏おばさん(台湾で鶏婆とはお節介おばさんのこと)に助けられて生活できる国。スルー能力も高い台湾のおばちゃんたち。見習わねば。

どこの国でもおばちゃんは強いけど、尚更台湾に住んでみたくなったのでありました。

Podcastでもこの本について話したのでお時間あればぜひ。

背中の蜘蛛(誉田哲也)

2件の事件で突然容疑者が浮上し逮捕され、その展開に違和感を感じる刑事。その違和感の正体を突き詰めることに・・・

姫川玲子シリーズではない、新しい刑事小説。警察のいろんな部署が登場するけど、どの部署名も長い。笑

それでも誉田さんの文章は読みやすいなぁと改めて認識。

葉桜の季節に君を想うということ(歌野晶午)

ミステリー小説でも非常に有名な作品。序盤で感じる違和感に、もしやと展開を予想していい線まで当たったけど最後はまさかのまさかで、驚いた・・・

最後の展開は読めなくて、いろいろ考えさせられてしまった。

〜過去に読んだ本はこちら〜


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