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保護ラン活動【胡蝶蘭その5】
職場でゴミ箱行き確定となった胡蝶蘭の株を、うちに連れて帰るという活動を継続。
心の中で「保護猫」ならぬ「保護ラン活動」と呼びます。
職場の胡蝶蘭はあくまでも職場がいただいたものです。
胡蝶蘭は職場での「場を華やかにする仕事」をしっかりとやり遂げて、やがて雇い止めとなり、そこでやっと連れて帰ることが許されます。
連れ帰った何株かは、私の何倍もみどりのゆびをもつ父(サボテンでっかくしたりする)と友人に託したりもしました。
こんなことをしたら、お花屋さんや生産者さんの邪魔することになるのかな、という懸念もありました。
しかし、少なくとも私は、「保護ラン」をきっかけに胡蝶蘭が好きになりました。
好きになると、もっと欲しくなるもの。
その後は直売所を探すなどして、少しずつですが新しい蘭を購入するという楽しみができました。
なので、保護ラン活動、お許しください。
何より「好き」なので大事にします。
さて、いそいそと水耕栽培の第二号三号にとりかかっていた時の話です。
一号と同じように、丁寧に根から水苔を取り除き、ガラスの花器に入れます。
ここからは、いかに元気に育てていくかが重要です。
胡蝶蘭の水耕栽培に関する情報は、思いのほか見つけることが難しく、外国語のYouTubeを「?」と見つめたりして、少ない情報をかき集めます。
試行錯誤です。
胡蝶蘭には適度な湿度が必要とのこと。
花器の底に2センチくらい水を張って、そこに根が少し浸かる状態にしました。
二号三号の作業が終わり、例のごとく、終日うっとりと眺めました。
そして翌日。
1日の仕事を終えて夜帰宅すると…。
「ぎゃーーーーーーーーーーーっ。」
根がカビだらけで真っ白です。
私も蒼白です。
※ショックのあまり写真記録は残せてません。
少しずつ買い集めている蘭たち