![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/62564448/rectangle_large_type_2_43bac51d78e5d686533aa738dc9458bb.jpeg?width=1200)
伝わる話が出来ない人を応援📣最初に考えるべきたった2つのこと
プレゼンするとき、
お客様に自社の商品やサービスをご説明に行くとき、
会社のエレベーターで偶然であった上長に聞かれたことに答えるとき、
ビジネスの場面ではもとより
夫婦でも親子でも
先生と生徒でも
友人関係でも
常にわたしたちは言葉で対話しています。
自分は相手がわかりやすいように、
伝わるように話すことが苦手がと思っている人は、
多かれ少なかれ、
こんな経験があるのではないでしょうか。
✔️ 何度も質問され聞き返される
✔️ 「ん?」という顔をされる
✔️ 「主語は?」と聞かれることがある
✔️ 「なんだ、そうか。最初にそれを言いなさいよ、、、」と言われたことが
ある
✔️ 話し終わったとき「で?何を言いたいの?」と言われたことがある
✔️ 詳細を伝えようとしたら「いや、その話は今はいいよ」と遮られたことが
ある
どうでしょうか。
どのケースも、これは話し手の能力が低いからではありません。
まして、プレゼンの準備を怠ったわけでもない。
考えるポイントがある、という話なのです。
❶ 言いたいことは何か?
骨子を明確にする。
自分で話していて、思いついたことや思い出したことがどんどん湧いてきて、それをそのまま言葉にしていたらどうでしょう。
聞いている方は、何の話なのか、
何が言いたくていろいろな詳細を聞かされているのか、
よくわからなくなりますよね。
頻繁に話をする友だちとの会話なら「いつも通り」でいいのでしょうが、
人に何かを伝える目的を持って話すときに、これでは伝わりません。
結局、話し手の自分が
「あれ?この話は何が大事なんだったっけ?」となってしまうのがオチです。
最初に「骨子」を明確に描きましょう。
最も根幹のコアな骨組みは何か。
部長に何をわかってもらえればOKか。
何が伝わればOKか。
超シンプルに。
それが見えたら、ノートやメモの一番上に、ちょっと大きな太めの文字で書き出しておくと良いです。
さて次。
要素を出す。
骨子を伝えるために必要な要素は何かを書き出します。
まずは多くなってしまっても良いので、思いつくまま書いてみましょう。
ある程度、出しきったら、
これを分類する作業に入ります。
言いたいことを「メイン」と「サブ」に分ける。
骨子に近い、外せない要素は3つに絞りましょう。
どうしても4つ、5つ必要なこともあるかもしれませんので、あくまで目安です。
その次に、残りの「言いたいことの要素」をサブの存在と意識に刻みましょう。
サブ要素は、出来るだけすぐにぺら1で取り出せるように、閉じずに持っていると良いかもしれません。
お客様や上長の質問に対して、詳細な補足情報をその場で提示できるとベストですね。
❷ 相手が知りたいことは何か?
相手の気持ちで考える。
これが実は「伝わりやすい話し方」の最も重要な視点です。
プレゼンする!となると、相手は聞いている立場。
こちらがしっかり淀みなく話す場である!と準備してしまいますが、
その前に最も重要なのは、
相手が知りたいことは何か?という視点です。
サービスや商品を売るとき、お客様と何度目の対話なのかというのが1つ、大きな要素になります。これまでにどのくらい「相手の知りたいこと」を掴めているでしょうか。
Aというサービスをプレゼンするとなると、
Aというサービスの仕様や詳細をいかにわかりやすくお伝えするかに注力して準備してしまいますが、
初回の対話であれば、まずは相手が抱えている「解決したいこと」「困っていらっしゃること」を把握する方がいい。
お困りごとに対して、自社のサービスがもしかしたらお役に立つかもしれないので、ご説明しましょうか。というとことまでがとても重要です。
上長へのプレゼンであれば、
あなたが何を実現させようと情熱を燃やしているのか、
これまでどんな成果や失敗を乗り越えてきているのか、
これがうまく行くと会社にとってどんな良いことがあるのか、
それが上長が欲しいことと一致しているか、
少なくとも重なる範囲があるものでないと、相手の耳が開きません。
❶で考えた「自分が言いたいこと」と、
❷で考えた「相手の知りたいこと」をつなぐ必要があります。
相手と「前提」はあっているか?
また前提の知識や意識があっているかどうかも重要です。
異動で来られたばかりの上長には、昨日まで3年間一緒にやってきた上長には通じる言葉の前提がありません。
特殊な用語はもちろんですが、
大前提として、なぜこれをやっているのか、
そのレベル合わせをして「合意」してからでないと、
各論に入っても「何が言いたいの?」となりかねません。
許された時間の長さを意識する。
もらえる時間の長さによっても、盛り込める要素の数や量が変わりますね。
今回は15分なのであれば、何をいうべきか。
次につなげて、「ここの詳細はぜひ聞かせてくれ」と思ってもらうために、どんな話をメインにするのが良いのか。
この視点で考えることも重要です。
人は聞きたいことだけを聞く
売れている本は、多くの読者が「これ、わたしのために書かれたような本だ」と感じていると言います。
成果を出しているセールスマンは、お客様に愛されていて、何かあると「アイツに聞いてみよう」と思い出してもらえると言います。
人は、自分を理解してくれている(ように感じる)人の話に耳が開きます。
または、本当に達成したいと思っていることに対して「役に立つ」と思った情報に耳も目もパカっと開きます。
相手が知りたいことを、
骨格を明確にして端的に伝えること。
話が冗長になってしまって良い展開になることは、ほぼありません。
話が長くなって話し込んで盛り上がるときも、入り口は必ず、
聴き手が「役に立つかも」「助けになるかも」「自分の利になるかも」と感じるときです。
実践するのはなかなか一朝一夕にはいかないかもしれません💦
でも、相手が知りたいことは何か、自分が伝えたいことは何か、
重なるところはどこか、という視点で思考することを意識していると、
徐々に、伝わる度合いが増えてきます。
きっと手応えがありますよ。一緒に頑張りましょう!
大澤 弘子 日テレHR代表/企業の人材育成を支援しています。
サラリーマン応援📣ライフコーチ
大人のための自分さがし〜”捨てる”キャリアビルディング
https://www.instagram.com/hiroko_oosawa/
https://www.facebook.com/hiroko.oosawa.7/
いいなと思ったら応援しよう!
![【大人のための人生シナリオ】〜自分の本当の願望を軸に生きる](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/47718654/profile_dcee71c40cee5eccd9e1908f826b0121.jpg?width=600&crop=1:1,smart)