自分の親の影響力は大きい。ママになってそれを変えることはできるのか。
〜12月11日 21:00
自分が親になると、自分が幼少期のときのことを思い出しますよね。
誰もがそうでないでしょうか。
いい思い出も、嫌な思い出も。
「親ガチャ」
「毒親」
近年、親を比喩する言葉がたくさんでてきます。
あなたの子育ての理想を叶える子育てプランナー保健師のやなせまみです。
今日は「子育ては、自分が育ってきた環境に影響されるのか?」という視点からお話をしたいと思います。
今日は、最後まで読んでいただかない方にも、
答えだけは知っておいてほしいので、結論を先に述べます。
子どもの頃に親との関係で苦しんだママへ
今、子育て中のママで、私が育ってきた環境は最悪だったと思う人もいるでしょう…。
そんなママには、本当に周囲の大人たちが助けられる環境でなくて、申し訳なかった気持ちでいっぱいです。
元公務員保健師として、大人を代表して謝ります。
「子どものときに、あなたを助けてあげられる環境を作ってあげられなくてごめんなさい」
今、私は、同じように子どもたちが、家庭内で起きていることに対して、
自分だけで苦しむことがないような社会を作りたいと思って、現在進行形で、事業に取り組んでいます。
私も、虐待を予防する支援や、虐待の家庭を支援してきた経験もあるので、確かに本当にこの親ではかわいそうだという案件も見てきました。
虐待という認定がされないにしても、
今の自分の状況が好転しないことについて、親のせいにしたり、親の影響ではないかと考える人も増えてはいると思います。
本来は、中高校生から大学生くらいまでの間に
「アイデンティティ」=自分を確立するという発達段階があって、そこで、自分と親の違い、他者の違いについて考える時期があるんです。
そして、この時期がいわゆる反抗期だったりします。
でも、最近は反抗期がないまま、自分軸を整えられないまま、結婚・子育てに突入していく人も多い。
これは、親御さんの圧力が強すぎて、反抗するのをあきらめていたりするからです。
結婚すると、夫と自分を比べたり、
出産すると、子どもと対峙していかなくてはならないという環境ができ、
改めて自分の存在とは…みたいな感じで苦しまれる方が増えているなと思っています。
だから、子育てで自分の幼少期を苦しんだり、
自分が育ってきた家庭環境に苦しむことで、
子育てがうまくできない、うまくいかないということは、あなたの能力のせいではありません。
まずは、ここでご自身の子育てが悪いという罪悪感を持たないでね。という言葉をお伝えしたいです。
そんな風に、自分の幼少期を思い出すと、色々とよみがえってくるものもあったりします。
子育ては自分を調える最大のチャンス!
子育ては、ご自身のご両親に対しても、色々な想いを振り返るきっかけになります。
今、子育てで気づいた、自分と親との関係性、自分と我が子との関係性は、今日から、今から変えることが可能です。
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11月11日 21:00 〜 12月11日 21:00
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