ホテル&食の楽園・丸福楼とキコク食堂
Adoちゃんの東本願寺能楽堂記事が皆さんによく読んでいただいてたので、その周辺の楽園をご紹介します。昨年末、任天堂の旧本社社屋をリノベーションしてホテルにした丸福楼に宿泊してきました。サムネイルの写真から伝わりきっているのかどうかわかりませんが、昭和初期に建てられたとにかく素敵なデザインがつまったモダン建築。とりあえず写真で、いくつかご紹介した方が伝わると思われますので、まずはご覧ください。
清水五条の花街の片隅で、カルタの製造販売からスタートした任天堂という会社がその後発展していくことを暗示する、本当に素敵な空間でした。
もちろん料金の方はそれ相応でしたが、ラウンジでも部屋でも飲み物がすべて飲み放題、軽食も少し食べれるので、家族でゆったり滞在するのには楽しいホテルではないでしょうか。古い建物が嫌な方には、安藤さんが建てた新館の施設もあります。エントランス2階にはライブラリースペースも。
夕食を付けないプランにしたので、ふらりと旧花街を散歩がてらにおいしそうな店を探したところ、なんと究極に凄い店を見つけてしまいました。
寒かったので思わず季節メニューの「あんかけ湯豆腐」をオーダー。食べてから写真とったので、失礼ながら欠けております。懐かしいチューリップ唐揚げなど、店のたたずまい含めてどれもこれも懐かしい昭和がありました。ふらっと入って来たご近所さんっぽいおばあちゃん2人がいきなり「串かつ10本」って勢いよくオーダーしてビックリしましたが、小ぶりで可愛いので全然食べられます。京都でまた行きたいグルメスポットが増えました。
キコク食堂の名前は、東本願寺の飛地の別邸渉成園(別名枳殻邸)の東側裏手にあるからですが、渉成園も素敵な場所で現在「京の冬の旅」で普段はみれない棟方志功の襖絵も見れるので興味ある方は是非