
40代女性を頼り下手にする思い込みとプライド
ごきげんよう♪
RAKU fellowのおおもりめぐみこともぐ子です。「カチンときた!」「なんで私ばっかりこんな目に遭うの?」40代になると、仕事や家庭、人間関係など、様々な場面で怒りを感じることが増える。
特に女性は、ホルモンバランスの変化や更年期の影響もあり、感情の波が大きくなりやすい時期でもあります。
でも、その怒りの感情、本当にただの「イライラ」や「不満」でしょうか?
その奥にはもっと深い感情が隠されているって気づいてますか?
わたしはこの隠れた感情に気づいた時に、なんて自分に可哀想なことをしてきたんだ!と思いました。生理前でもないのにイライラする。なんかいつもモヤモヤを抱えている。そんなあなたは必ず最後まで読んでください。読み終わる頃には自分を愛おしく思えますよ。
怒りの感情に隠された「悲しみ」
実は、怒りの感情の根っこには、悲しみや寂しさ、不安といった感情が潜んでいることが多いです。例えば、「いつも家事や育児を私ばかり押し付けられる!」→「なんでわたしばっかり」「もっと感謝されたい」という悲しみ
「職場で若い子ばかり褒められる!」→「自分の価値が認められない」「置いていかれる」という不安
「夫が全然話を聞いてくれない!」→「もっと私を見てほしい」「分かってほしい」という寂しさ
このように、怒りの感情の奥には、満たされない気持ちや満たされない承認欲求が隠されていることがほとんど。誰もが認めて欲しいのです。それなのにイライラの原因だけを解消しようとすると、同じことが繰り返されてしまいます。本当の感情はこれ?と疑う癖をつけると、本音に気づきやすくなります。
助けてと言えない「プライド」
また、40代女性は、社会的な責任や役割を担うことが多く、周囲からは頼られる年代です。そのため、辛いときや困ったときでも、なかなか「助けて」と言えずに無理をしてしまうことがあります。
もちろん頼られるだけの経験と実力もあるので、
「今更弱音なんて吐けない」
「私がしっかりしなきゃ」
「誰かに頼るなんて恥ずかしい」
そんなプライドが邪魔をして、SOSを出すことができなくなってしまうのです。自分で自分の首を絞めている状態に心当たりはありませんか?わたしもまさにそうでしたが、それすら認めたくない!と思ってました…。
無理をする人の本音
無理をしている人は、心の中では「誰かに頼りたい」「助けてほしい」と思っています。
しかし、それを素直に表現することができません。なぜなら「迷惑をかけたくない」「嫌われたくない」「期待を裏切りたくない」と思っているから。自分の弱さを見せるのが怖いのです。だからこそ余計に「助けて」と言えなくなり、イライラの機会が増える…。悪循環ですよね。そして無理が重なり倒れるんです。

頼ることで生まれるメリットに気づく
わたしも昔は頼ることが出来ずに、1人で抱え込んでは「わたしがこんなに頑張っているのにどうして気づいてくれないの!」とイライラしていました。ですがそこで、言われて目が覚めたのです!
「あなたが頼らないことで相手の成長の機会を奪っている」と…。衝撃でした。良かれと思っていたことが、周りの成長を妨げていたかもしれないなんて思ってもみなかったので。特に会社での上司と部下や、親子、夫婦という立場で多い問題ではないでしょうか?私たち夫婦は完全にこのパターンだったので、それから少しずつ一緒に家事をやってもらうことにしたら、旦那が自ら家事を行うようになり、今ではわたしよりマメに正確にやってくれています♪もしかしたら、あなたも周りの人にあえて頼る方がいい場合があるかもですね。
怒りの奥に気づくためのステップ
そして何より大事なことは、自分の感情に気づくことです!わたしたち40代は慌ただしい生活といろんな環境に身を置くことで、自分の感情が疎かになりがちなんです。
まず、怒りの感情に気づくことから始めてみてください。「今、私は何に怒っているんだろう?」「この怒りの原因は何だろう?」自分の心に問いかけてみましょう。
1.感情の奥に潜む気持ちを探る
怒りの感情に気づいたら、その奥に潜む気持ちを探ってみましょう。「本当は何に悲しんでいるんだろう?」「本当は何を求めているんだろう?」自分の心に深く向き合ってみましょう。
2.プライドを手放す勇気を持つ
「助けて」と言うことは、決して恥ずかしいことではありません。むしろ、誰かの成長に繋がったり、自分を大切にするための勇気ある行動です。プライドを手放して、誰かに頼ってみましょう。
3.自分の気持ちを打ち明けてみる
話を聞いてもらうだけでも、気持ちが楽になることがあります。また、具体的なサポートが必要な場合は、遠慮せずに伝えましょう。それだって必ず誰かの成長に繋がります。

まとめ
40代女性の怒りの奥には、悲しみやプライドが隠されていることが多いものです。
わたしと同じくこれに気づいたら、今まで頑張ってきた自分を1番認めてなかったのは自分だ!となりませんか?あなた自身が自分を認められていないから、周りに頼っちゃいけないと思い込んでしまうんです。わたしたち40代は上と下に挟まれて、家庭でも社会でも人を育てる環境にいる。それこそ生きているだけで充分頑張っている年代なんです。
もっと自分の感情に気づき、奥に潜む気持ちを探り、まずは自分自身を労わり、周りに感謝しつつ、プライドを手放す勇気を持つことで、より楽に生きることができますよ。
そして、周りの人にSOSを出すことは決して迷惑をかけることではないということを忘れないでください。あなたは決して一人ではありません。
誰かに頼ることで、相手の成長に繋がります。もちつもたれつ、より豊かな人生を送ることができる40代でありたいですよね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。あなたの心が少しでも軽くなりますように。
