個人から分人へ
🟨私とは何か
〜個人(individual)から分人(dividual)へ〜
/平野啓一郎
この本を読んで、見ていた世界がひっくり返った!🌍それくらい衝撃的で、優しくて、味方になってくれるような、そんな本。
なぜこの本を読んだかというと、YouTubeやInstagramで日々の暮らしや感じたこと、旅の記録などを投稿している汐音ちゃんが「人生を変えた本」という動画の中で紹介していたからだ。汐音ちゃんの感性に共感するところが多くて、私はすっかり虜になり、動画はほぼ全部見た。その中でも特にお気に入りなのが、「フィンランドで見つけた幸せな形」という動画だ。偶然にも、私も世界一幸せだと謳われるフィンランドの暮らしはどんなものなのか知るため、今年の冬にホームステイをしに行く。
そんな素敵なしおちゃんが、人生を変えた本と紹介する理由がわかったよぉぉぉぉ!!!と大興奮。
家族やら友達やらに分人を熱く語りまくる始末。恥ずかしい。
↑しおちゃんの素敵なnote、YouTubeもぜひ🌱↓
家にいる緊張や不安から解放されたリラックスされた自分、学校にいる時のどこか緊張して固まってしまう自分、友達といる時のはっちゃけている自分、周囲に馴染めず孤立している自分。あまりにもちがう自分が自分の中にいて、好きになれない自分のことをこれは本当の自分じゃないと否定して、置いてけぼりにしていた。どれが本当の自分かわからなくなって、混乱して、悩んで、苦しんでた高校生の自分を抱きしめてあげたくなった。
「たった一つの「本当の自分」など存在しない。裏返して言うならば、対人関係ごとに見せる複数の顔が、すべて「本当の自分」である。」
「その複数の人格のそれぞれで、本音を語り合い、相手の言動に心を動かされ、考え込んだり、人生を変える決断を下したりしている。」
「愛とは、相手の存在が、あなた自身を愛させてくれることだ。そして同時に、あなたの存在によって、相手が自らを愛せるようになることだ。その人と一緒にいる時の分人が好きで、もっとその分人を生きたいと思う。だからこそ、互いにかけがえのない存在であり、だからこそ、より一層、相手を愛する。相手に感謝する。」
人との関係の中で自分の中に分人が作られていく
相手ごとに違う分人が作られて、
好きな分人も嫌いな分人もいる
この人といる時の分人がすきだと思えるって幸せなことだし、思わせてくれる相手が居るってとてつもなく幸せなこと
好きな分人がこれからも増えていくって考えるとわくわくするし凄く楽しみ
自分の分人を更新し続けることをenjoyしたい😌
究極に幸せな恋愛は、
お互いが
あなたといる時のわたしの分人が心地よくて楽しくて幸せですきで、そんな分人でいる時間をもっと過ごしたい
って思えることだなって思った。
そう思える人を選びたいし、選ばれるようにシャンと生きたい。