「人に迷惑をかけるな」は《不幸》しか産まない。これからは「人を笑顔にさせなさい」へ
「人に迷惑をかけるな」
この言葉、誰もが少なくとも1度は親などから言われた事があるのではないだろうか。
私はこの言葉に疑問を呈したい。
間違っていると、否定したい訳では無い。
しかしこれは、自分、ひいては他人を幸せにしたり喜ばせるものにはならないと思うのだ。
これからは
「人に迷惑をかけるな」
ではなく⤵️
「人を笑顔にさせなさい」
こう、シフトチェンジさせるべきだと提案したいのです。
これだけではよく分からないと思うので、説明しますと
①「人に迷惑をかけるな」
これは、守りの姿勢
②「人を笑顔にさせなさい」
これは、攻めの姿勢です。
①を考えてみると、
人に迷惑をかけるな
⇒人を怒らせない、人の嫌うことをしない
一般的にこう解釈されるのではないでしょうか?
ですが、どんなに自分が正しいと思った行動をしたとしても、誰かには褒められ、誰かには嫌な顔されるもので、全員が良しとする行動など無いのです。
人それぞれですから。
例えば、近年YouTuberがホームレスに食事を配る件が炎上した事がありました。
自分のお金で買った食べ物を無償で人にあげるという行為は、褒められるべき行動なはずです。
しかしこれが偽善だと、否定的な立場をとる人がいる。
どれだけ人に褒められる行動をしたとしても、一定数否定したい輩は現れるのです。
これではあまりに勿体ない。
この考えが浸透した世界で、一体どの行動が褒められるというのでしょうか。
誰か一人が嫌えば、おじゃんです。
例えが極端だったかもしれませんが、全ての人が良しとする行動などそう無いのです。
②を考えてみます。
「人を笑顔にさせなさい」
①の考えから、どのような行動にも必ず否定的な誰かは現れる事は分かっていただけたと思います。
②はこれを前提とし、だったら人に嫌われない行動を取るのはムダで、どの行動も嫌う人が現れるんだから人を喜ばせる行動をとった方がいいに決まってる。
そういう考えなのです。
人を笑顔にさせる行動は、笑顔にされた人は少なくとも嬉しい。そして笑顔にさせられたら自分も嬉しい。
中には笑いの価値観が合わず不機嫌にさせてしまう時があるかもしれない。
けれど、守ってばかりの①よりは人を幸せにする力があると思うのです。
今の日本では、幼い頃から親に「人に迷惑をかけるな」
そう言われて育った子がほとんどで、人に嫌われるのが怖い、人を怒らせてはいけないと思い込まされてしまった人が多いように思います。
あまりに勿体ない。そして意味が無い。
そんなこと言われるくらいなら、「人を笑顔にさせなさい」そう言われて育ちたい。
皆が人に嫌われまい、怒らせまいとする社会より
皆が人を笑わせよう、喜ばせようとする社会の方が素敵だと思いませんか?
私も、「人に迷惑をかけるな」そう教えこまれ、人の顔を伺う生き方をこれまでしてきたうちの1人です。
けれどこれからは、「人を笑顔にさせなさい」に変換して生きていきたいと思う。
その方が、楽しそうだから!!
ここまで読んで頂いてありがとうございました☺️
この記事が誰かのためになればと思います。