2024年9月の記事一覧
てんぐのノイエ銀英伝語り:第35話 要塞対要塞 Akt.Ⅱ 激闘~「老練」なる詰め将棋の恐怖、そして立身だけで結びついた軍団の不協和音
銀河の戦場に騎士道精神なし、それが「老練」なるメルカッツ殺法
今週は予告動画にもあるように、流亡の客将メルカッツ提督の復活がメインでした。
そのメルカッツ提督の話をする前に、ちょっと振り返りたいのが、前回のケンプからの「古風だが堂々たる」挨拶です。
帝国軍って、敵将に対して敬意を表するメッセージを発するということをたまにやるんですよ。
本編の時期でもアスターテ会戦でヤンに対してラインハル
キン肉マン完璧超人始祖編に見る「王者の徳」
日曜は実家に帰省してたので、月曜の夜にキン肉マン完璧超人始祖編1stステージ最終回を録画視聴しました。
本当に、かつて大好きだったあのキン肉マンが帰ってきたという高揚感を、今回のアニメ版でまた改めて感じました。
特に、アニメオリジナルの煽りVは毎回テンション上がりました。まあ、いつ作っていつ運営に渡したんだろうとも思うんですが。
スグルのはもちろんとして、悪魔超人軍の煽りVが良いんですよ
てんぐのノイエ銀英伝語り:第34話 要塞対要塞 Akt.Ⅰ巨砲、相撃つ~歴代最強のケンプ=ミュラー艦隊とガイエスブルグ襲来!
先週までの帝国同盟双方の社会の様々を煮詰めた展開や描写も大好きでしたが、今週から始まる要塞対要塞編のようなド迫力戦闘も、当然のことながら銀英伝の本領。まして、大きいところから細かいところにまで目も手も行き届くノイエであれば、猶更です。
その要塞対要塞の口火を要塞主砲によって切った(というか、あの砲撃指令のフレーズは振るってましたねえ。ちなみにコレ、ノイエオリジナルのセリフです)ケンプ提督によ
てんぐのノイエ銀英伝語り:第33話 武器なき戦い〜メンターなき青年ヤン・ウェンリー
今週のノイエ銀英伝は査問会編後半でしたが、その査問会は前座に過ぎず、本命は“個人”としてのヤン・ウェンリーと、“英雄”予備軍ヤン・ウェンリー、その双方を浮かび上がらせる2人の大人でした。
本来の「保守」政治家としてのホワン・ルイとジョアン・レベロ
「保守」というと、よく言って前例墨守、閉鎖的かつ退嬰的で、下手すると極右や差別主義と呼ぶべき者を包んでしまうオブラート、庶民の望みを阻む強者による
てんぐのノイエ銀英伝語り:第32話 査問会~ド低能の裁判ごっこ開幕(なお魔術師はブチギレ)
査問会開幕(このド低能がーーーッ!)
信じてもらえる自信は全くないんですが、この時点でも実は、同盟は戦略的には帝国よりも優位に立ってます。
なんでかって言えば、「自国の領土を戦火に晒す可能性」があるのは、一方的に帝国側だけで、同盟にはその危険はないんです。現時点においてはですが。
では、アムリッツァでの大敗の後に内戦騒ぎ、しかもこれによって社会保障システムも政府と軍と市民で構成される三位一