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自分という存在の価値をどうやって増やそう?

価値ある人間になりたい。

これが実はあまり唐突ではないことは、多分長いこと私のTwitterを見ている人とかならよく知っているかもしれない。
私は価値ある人間になりたい。正しく言うと、自分がこの世にいることで起きるプラスの影響をできるだけ増大させたい。これは高校くらいからずーっと私が考えていることだ。

別に、価値を生み出せない人間は不必要とか思っているわけじゃない。というか、他の人に価値がないとか思ったことない。他の人については、生きててくれるだけで私はもうとっても嬉しい。
そのくせ、自分に関しては、一向にこの考えから抜け出せないのだ。

……抜け出せないなら、どっぷり行ってみるしかねえ!

というわけで2022年の終わり、自分という存在の価値を増大させるにはどうしたらいいか?を考えてみました!来年の役に立ちますように!!!

人間が生み出しうる価値とは?

とりあえず、「人間の価値」として私が思いつくものを片端からあげてみた。自分について考えると自己嫌悪が邪魔をするので、Aさんとしてみよう。

1.存在するだけで生まれる価値
→Aさんのことを好きな人にとっては、Aさんがそこにいてくれるだけで嬉しい。
2.消費者としての価値
→Aさんが物を消費することで、経済が回っていく。
3.再生産の担い手としての価値
→子供を産む、育てるなど、種の保存的なアレ。割と私は反出生的立場なので生まれてきた子供にとってはそれは価値なのかとか思ってしまうけども、一旦そのことは傍に置いてマクロの点で見てみる。
4-1.労力としての価値(Basic)
→ここでは「とりあえず人一人がそこにいればいい」みたいな状況での労働を想定しています。言い方は悪いけど、マニュアル化された単純な労働をこなす歯車としての労働力、みたいな。
4-2.労力としての価値(Giver)
→「誰かに何かを与える」ことがもたらす価値、みたいなものもあるよなと思いました。たとえば人に優しくするとか。
4-3.労力としての価値(Creator)
→新しい物をこの世に生み出す価値、みたいなやつ。研究だったり発明だったり社会システムの形成に関わったりみたいな。
5-1.表現者としての価値(Basic)
→ただ喋るだけでもその言葉が誰かの心に残ることってあって、そういう、自分なり自分の考えなりを表現するという営みが誰かに価値を与えることってあるよね。勝手に相手が勝手に価値を感じるものというか。
5-2.表現者としての価値(Giver)
→表現者に、表現を通じて誰かを勇気づける意図があって、それが達成されているときって、Basicとはまた違う価値が生じている気がするので、それで分けてみた。
5-3.表現者としての価値(Creator)
→「労力として」とどう違うのか正直怪しいけど、新しい表現ってそれはそれだけでこの世に物を生んでいる気がする。

パッと思いついたのはこんな感じかなあ。もちろんこれは自分の中で自然と思う区分けに従っただけなので、うん?ってなる人も全然いるとは思うんだけど。

それぞれの価値を増大させる方法を考える

さて、どうやって価値を増大させていくかです。

一旦それぞれの価値を
・誰がその価値を見出すか
・何をするか
・その価値の量に関係する変数

に分解して考えてみる。

いっぱいあってわかりにくいので、一回表にしてみた。あくまで主観で浮かんだものをぽろぽろと書いただけなので、多分穴だらけだけど許してね。

人間の価値についてスプシ作ったの初めてや

当然、それぞれの価値は連関していて、たとえば消費者としての価値をあげようとしたら金を払う量を増やさないといけないわけだから、金を稼ぐ量を増やさないといけない。ということは、労力としての価値をあげれば、消費者としての価値は上がりやすくなる。
あとわかりやすいところでいえば、表現者としての価値を上げることが存在としての価値を上げることにつながるだろう。

あとは、今回、行為を行うことによるマイナスの方面は考えていない。たとえば、いくら金を使おうがモンスタークレーマーになったりしたら多分消費者としての価値は低くなるとは思うけれど、そういうのは考えない。なぜかというと私が超ネガティブで、その方向を考え始めると何一つ前に進めないので笑。

というのを眺めていて、気づいたことを挙げていく。

①やっぱり量は大切

思っている以上に、全ての価値増大に量が影響しているなという気持ち。

まあ多分、行為におけるマイナスの側面を考え始めると、純粋に量を増やせばいいってわけでもない部分もあるのだろうけど……自分のブランディングとかは傍に置いて、単純に誰かにとっての価値を生み出すということを考えるのであれば、量を増やしていかないとどうにもならんのかもしれない。掛け算だし。当たり前だけど、あんまり考えてなかったな。

量を増やすことを目標にするのはわかりやすくて良さそうだ。時間を作ることと健康になることを来年の目標にしてみようか。

②普通に生きていると創造できる価値がまあまあある

自分の価値を創り出す、というと、すごく難しいことのように感じるけれど、いうほどそんなことはない部分も結構あるっぽい。

存在/消費者/労力(Basic)/表現者(Basic)あたりは、普通に今でもこなせている気がする。自分の中であまりその要素を重要視していなかっただけで。

しかし、落ち着いて考えたら、私だって
・誰かが存在していたらそれだけでもう嬉しい
・自分の提供したサービスが購入されたらすごく嬉しい
・何か仕事を担ってくれたら非常に助かる
・人のツイートを見ているだけで勝手に幸せ

という感じなので、周りがそうであっても全然おかしくはない。

まずは人生を続ける。その大切さを少しずつでも理解していきたい。他人が勝手に価値を見出してくれることは、実は少なくないんじゃないかなあ。

③自分で追い求める部分と、他人を汲み取る部分

ある程度深い価値創造だと、自分だけで頑張れる部分と他人の意図や需要を汲み取らないといけない部分があるんだなと思った。

たとえば、人に優しくすることで自分の価値を増大させるなら、単純に自分自身が人に優しくするだけの体力や器量を身につけないといけない部分と、他人が欲しい優しさが何かを見抜かないといけない部分がある。

逆に言うと、うまくいかないときも、どっちかはうまくいっているかもしれない。うまくいっていない片方だけトレーニングすれば済むかもしれない。そのことに意識を向けながらチューニングしていくと、「もうだめだ……」みたいな気持ちにはなりづらくなるかも。

これを考えていた理由

なんかちょうどキャリアについて考えてたら不安になっちゃったんだよね。

ありがたいことに恵まれた環境でやりたいこと学ばせてもらって、研究やりたいなって気持ちが湧いてきたり。
学生団体でいろんなもの作って、いろんな人に感謝の言葉をもらえたり。
歌を歌うこと、ブログを書くこと、小説を書くことがとっても楽しかったり。したんだけれども。

でも、私って一体誰に対して何を生み出せているのかな。
これ全部私の自己満足で、本当の私は何もできていない存在だったらどうしよう。
何をしたらこれから自分がここにいる意味を作っていけるのかな。本当はこの世に存在する意味のない存在だったりするんだろうか。
とか、思っていたわけです。

こう考えてみると、多分GiverとかCreatorとしての価値しか自分の価値としてカウントできてなかったところが大きいのだと思う。自分が意識的に生み出した価値しか価値として認めていなかったと言うべきか。
ありがたいことに、本当は私の意図していない行動にも価値を見出してくれる人はいるし、意識的に生み出した価値にも私が思っている以上の価値を感じてくれる人はいる。さらにありがたいことにそれを言葉で伝えてくれる人もいる。というか、思い返せば、自分も周りにそうしてきたはずだ。

まだ当面はそれを頭から信じるのは難しそうだ。
でも、漠然とした不安を、具体的な(そして多分現実的な)考えに落とし込めたのはとても良いことだったなって思う。そんな年末。

というわけで来年はこれを頑張ります

・健康に生きること
・キャパを増大させていくこと(≒生み出す価値の量を増やす)
・周りが自分では気づいていなかった価値を自分に見出してくれることを信じること
・うまくいっていないときは「自分の努力」「他人の洞察」の2つの要因をそれぞれ振り返ってみること

まあ他にも新年の抱負はあるのだけどそれはおいおいゆっくりと!
ブログ納めや〜〜〜


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りえ
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