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#22 頭の中で想定問答集を作ろう

【私の仕事術:❷発想を膨らませるコツ】
どんな事を質問されるか常に想定する

「#15 モノマネのススメ」では身近な人になりきって、モノマネをし、どんな事を言われるのか、聞かれるのか想像して発想を膨らませてみましょう!という話をしました。

今回はその応用編です。

社内の会議やお取引先様との商談でプレゼンをする時から上司への報告など、誰かに発表する時は、あらかじめどんな質問をされるのか、想像を膨らませて簡単な想定問答集を作る事をおすすめします。

作り方ですが、これもまずは「#6 リハーサルの効果」でお話をした通り、一度、その会議や状況を想像して簡単なリハーサルをしてみましょう。

#6の話とちょっと違うのは、この時、まず資料ができていなくても一旦かまいません。自分の中で会議や話す状況のおおまかな流れを考えます。例えば、会議だったら

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まずはこんな3ステップで、当日話をしたい内容をイメージします。上司に報告なら結論や言いたい事、話したい事を決めておきましょう。

その時に、話す相手や会議に出ているメンバーを想像して、どんな事を聞かれるのか、想像してみましょう。

Aさん「そもそも、なんでこれをやるの?意義は?」
Bさん「今回の企画はお客様は誰でも対象になりますか?例外は?」
Cさん「費用対効果はどう見ているのですか?」
Dさん「これ以外に、他に案はなかったのですか?」
Eさん「これをするメリット、デメリットは?」
Fさん「これ、いつやるんですか?システム面の対応は間に合います?」
Gさん「関連法案に抵触する法的リスクはないですか?」 等々

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と、参加する部署の方の顔を想像し、妄想し、想定される質問に対する回答を準備します。それを発表資料や企画書に反映させると、先ほど考えていたものが

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となって、グーーンと内容が充実していきます。

「そうは言うけど、何を聞かれるかわからないよ・・」という方もいらっしゃると思います。そんな時は上記5つのステップを念頭においておけば、80%は網羅できていると思います。

今回は過去の応用みたいになりましたが、あらかじめ聞かれそうな事を想定し考えておくのは、本当に役立ちますのでお試しください。

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