#26 そこに「意味」はあるのか?
【私の仕事術:❸資料作成のコツ】
オートシェイプには意味を持たせて使おう
プレゼン資料に作りなれていない時は、ついつい、いろんなオートシェイプを使って、飾りつけしがちです。いろいろあると使ってみたくなりますよね?
私も昔は見出しにリボンとか登場人物にスマイルというか顔のマークとか使ったなと。
また、単純に直線を引くだけでも、実線にしてみたり、点線にしてみたり、線を太くしたり、細くしたり。
色も青色にしたり、赤色にしたりと、その日の気分で、あまり意識せずに使っていました。
きっとそんな方も多いと思います。
今日のポイントは、オートシェイプを使う時に、
『それぞれに自分なりの意味を持たせる』
ことを心がけましょう。というお話です。
「意味を持たせるってなに?」と思った方もいらっしゃると思いますので、例えばこういう事です。
意味を持たせる効果は、ズバリ、
❶資料作成が早くなる
❷資料が見やすく、綺麗になる
です。
形状や枠線を意味を持って使い分けるのですが、これも別にこうしないといけないという決まりはありません。
ただ、「はっきりしている事は実線や太い線」にしたり、「予定や漠然としているものは点線」にするのは結構、皆さん同じかもしれません。
自分の中でルールを決めておくのは便利です。
特に若い時はどれを使おうかと悩んで時間をロスしがちなので、「どれにしようかな?」って悩む事もなくなり、資料作成の時間が短くなります。
また、役職の上の人ほど、オートシェイプの装飾も気になるのか「この矢印とこの矢印のデザインが違うのは何か意味があるの?」と聞いてきたりします。
会議の時にいつもこのルールで作っていると、話を聞く方も資料をパッと見ただけで「ここは確定部分か」「これは未定のところなんだな」と想像してもらえるようになります。
伝えたい事を相手により伝わりやすくなり、効果的にプレゼンする事が出来ます。
同じ矢印、同じ四角でも意味を持たせるのとそうでないのとでは資料のまとまりも変わってきます。
これも魅せ方のテクニックです。
大事なのは、むやみやたらにオートシェイプを使うのではなく、ある一定の法則を作って使った方が更にきれいに見えますよ。という事です。
ぜひ、皆さんもオートシェイプに意味を持たせて使ってみましょう。