HSP自己テスト ⑪ 「びっくり」
みなさん、こんばんは。綺羅です。
今日もnoteをご覧いただき、ありがとうございます。
自分自身の最近の不安定は、この気温差が激しい天気からかなと考えていたりしました。
こうも気温の変化が激しいと、体調不良にもなりやすいだろうと思いますので、みなさんも十分にご自愛ください。
すっかり定番になった、
エレイン・アーロン博士著「ささいなことにもすぐ『動揺』してしまうあなたへ。」のチェック項目を基準にした、実体験について
の日です。
HSPの認知が広がってきたと同時に、少し心配な部分も出てきて、この心配な部分を記事にするかどうかを迷っています。
ですが、私が今やるべきことは、この企画をきっちりと進めていくことだと思いますので、記事を丁寧に書いていきたいと思います。
では、本日も参ります。
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はじめに
最初にお断りさせていただきます。
この記事に書く、敏感さ、思考・考え方、感じる事は、すべて、一個人の感覚、体験や価値観、考え方に基づいています。
なので「あるHSP当事者の敏感さ」について「参考」として、ご覧ください。
また、各項目によって、「感じ方や刺激の察知度合いは、人それぞれ」という前提で、話を進めていきますので、
「こういう状態でないと、この項目には当てはまらないんじゃないか?」
「ちょっと気になるくらいなのに、この項目に当てはまると言っていいのか?」
「自分に、特定のレッテルを貼るみたいで、嫌だ。」
と、感じられる方や、持論を変えたくない方もいらっしゃるかと思います。
ですが、ここでの主張は変えませんので、閲覧の際は、「ご自身の判断」において、よろしくお願いいたします。
ある人が「悩んでいる、困っている」と感じている「敏感さ」が、テスト「項目」に、あてはまるか、あてはまらないかを、判断するための記事ではありません。
「判断基準」として「HSP自己テスト」をお知りになりたい場合は、申し訳ないですが、他のクリエイター様でお探しください。
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すぐにびっくりする(仰天する)
分かりやすい状態を挙げてみるならば、
ちょっとした物音や声かけ、コミュニケーション方法でも、「わぁ!!」と声を出すほどに、飛び上がるほどにびっくりする
ような状態だと思われます。
ただし、
人によって「びっくりする」と捉えられる音域が違う
ので、一概に「この音には反応します」とは言えません。
「ちょっとした物音」の例えは、
・誰かの靴の音が、自分に向かって近づいてくる
・自分の部屋でくつろいでいる時に、隣の部屋で物が落ちた音
・寝ている所に急に鳴り響く、予期せぬ電話音、メール音
・来客の際に部屋中に聞こえるインターホン
・急に鳴り出すサイレン、アラーム、緊急警報音
・運動会で使用されるピストル、笛
・夏の打ち上げ花火
・お寺の鐘
etc・・・
ここに書いていない音で「びっくりする音」もあると思われますので、例を挙げ出すとキリがありません。
「声かけ」について、
大声で名前を呼ばれた時に、すごくびっくりしてしまった
という経験をされている方がいらっしゃるかと思います。
「声」は「音そのもの」であり、「刺激」にもなるので、「声をかけられたこと」にびっくりしたことの他に、
「声」という「刺激」に対して、びっくりした(仰天した)
とも考えられると思われます。
ただ、大声で名前を呼ばれるということは、HSPでなくとも、緊張する方がほとんどだろうと思いますので、相手に”圧迫されている”と捉えられないような接し方を、みんなで心がけたいですね。
「コミュニケーション方法」は、例えばお互いが友人同士で、
・急に後ろから伸ばされた手で、視覚を遮られる
・脇腹をくすぐられる
・背後から「わっ!」と言って驚かされる
etc・・・
の表現が見られると思います。
それらの行為自体が「びっくり」につながるので勘弁して欲しいと感じている人、親しい間柄なら大丈夫な人と、人によって許容範囲が違いますので、
その相手に「びっくり」が伴ったコミュニケーションが、許されるかどうかという感覚を、確かめておく
のがいいかもしれません。
人によっては、突発的な「びっくりコミュニケーション」がきっかけになって、「あの人はすぐに驚かしてくるから、正直付き合いづらい」と認識され、距離を置かれてしまう可能性もあるからです。
「びっくり」は、相互の関係を深める刺激になり得ますが、使い方は丁寧に見ておく必要があると考えています。
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実生活から、考えてみる
私自身は、幼い頃から聴覚が鋭いので、ノイズキャンセリング機能のあるヘッドホンを耳にしていても、隣の部屋から時々聞こえる火災サイレンにはびっくりしています。
また、大地震のアラームにも、身体が震える程に反応します。
アラームの音が「人に不快感を与え、避難することを促す」という目的で、設定されていると聞いたことがあるので、その点においては”正しく反応している”と言えるのかもしれません。
しかし、その刺激がなくなって落ち着いてくると、規模が大きくなくとも
”心身の倦怠感”はついてくるので、極力”びっくり”が起こる状況を、回避しています。
また、前の職場であったことで、自分の「すぐにびっくりする」という気質を必死に抑え得ていた時期がありました。
抑えておかないと、びっくりしてしまうと、
「そんなことで、そこまでびっくりするほどじゃない」
「それくらいで、びっくりしてどうするの」
と言われた経験があったからです。
言った人からすれば、激励や励ましの意味で言われたのかも知れません。
ただ、「この職場では、驚いたら変人扱いされる」と確信したので、それからは自分の「びっくり」の感性を外に出さないようにすることで必死でした。
結果として、
自分の感性を抑えないと働けない場所は、自分を追い詰めることにもなる
ので、今では離れて良かったと思えます。
この「びっくりする」には、極端な言い方をすると、
自分の命や精神に危機が迫った時に「行動すること」を促してくれます。
びっくりして行動してくれる人がいてくれるからこそ、その場面の緊急性が生々しく分かる時だってあるのです。
大雨や洪水、台風、地震、大雪などの”天災の時”に、その力がより発揮されます。
私はこの「びっくりする」性格のおかげで、自分がその場にいなくとも情報だけで驚くので、その事態に対する「備え」ができます。
落ち着くことも大切ですが、落ち着きが過ぎて行動が遅れ、事態を目の前にした時に、初めて恐怖と不安に苛まれたという展開では、何のために「落ち着くこと」が声高に言われているのかが分かりません。
「びっくりする」ことは、自分が「生身の人間」として、反応できているということだと思います。
その反応は、いつかの自分を救うことだって、あるのですから・・・。
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びっくりした先が、自分の「行く道」だったら・・・
一般的に「びっくりする」は、まだマイナス要素として、捉えられている部分が大きいように感じています。
ですが、その「びっくり」があるおかげで、私たちは好奇心がくすぐられ、「生きているうちに、いろいろなことを体験してみたい、ふれあってみたい」と感じることができます。
赤ちゃんや小さなお子さんにとっては、毎日が「びっくり」の連続だろうと思います。
その「びっくり」が、彼や彼女がいこうとしている「道の礎」であることもあります。
それは、大人にも同じことが言えます。
「びっくり」とは、普段の感覚が違う形で刺激されることだと考えています。
「常にびっくりさせられる」のは、心身共に疲れ果ててしまいますが、生活をしている時、たまに「びっくり」を感じられることは、
自分に新鮮な刺激を与え、そこから生活様式を見直す、改善するきっかけ
にもなり得ます。
それはすべての「びっくり」に適応されるわけではなく、
自分の感性の許容範囲に入るものであり、その「びっくり」を取り込むことで、自分を新たな創造を加えられること
が重要ではないかと思います。
私にとっての「びっくり」は
行動を促してくれるもの、閃きを与えてくれるもの
として、生きる上では大切な気質です。
「びっくり」が無ければ、ここまで記事は書けないです。
私のnoteは「びっくり」にも支えられています。
この感性のおかげで、いろいろな縁を繋げられていると、実感できるのです。
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トップ画像は 上の森 シハ|Uenomori Shiha 様からお借りしました!
ありがとうございました。
みなさんからのスキは、私に前を向かせてくれます!
この記事にお時間をいただき、ありがとうございました。
それでは、今日はここまでです。
みなさん、いい連休を!