【ハンドメイド連載】Atelier Amulet of Butterfly Will (23) ~フラワーバタフライのエメラルドグリーンアシンメトリーのイヤリング~
みなさん、こんにちは。禧螺です。
今日もnoteをご覧いただき、ありがとうございます。
一旦、本投稿で4月分のAmuletは出揃った状態になります。
Amuletと通じて、どれだけの方とご縁をいただけるのかを楽しみにしつつ、来月の製作も頑張ります。
本日で一旦区切りの
「【ハンドメイド連載】Atelier Amulet of Butterfly Will」シリーズ
の日です。
「そのシリーズって、何するの?」と、ご興味を持っていただけた方は、下の記事をご覧いただけますと幸いです。
それでは、参ります。
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鮮やかに瑞々しく光る緑の横で、深緑の床で休む生き物あり
幾年もの時間をかけ広まったその世界は、人間が知り得ぬ
未知の叡智が紡がれている
その柔らかさの中に眠るは、一時の安息
深緑の温かなる眼差しは、自然の愛
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イヤリングとしてのシーズンものは初の
「フラワーバタフライのエメラルドグリーンアシンメトリーのイヤリング」
です。
正式な商品名称は、ネットショップでお確かめください。
今回「季節ものだけど、オールシーズンつけられそうな作品を作りたいな……」と、思ったことをきっかけに、春っぽいイメージを感じられつつ、どの季節にも合いそうという、今までになかった雰囲気のAmulet作りを挑戦してみたいと思いました。
オールシーズンは、つまるところオールラウンダーであり、私の場合「何か欲しいと思った時は、これを着けていれば間違いない!」と、言えるものです。
「黒とか白とか、モノトーンが一番まとまるんじゃないの?」というご意見もあるとは思いますが、ただモノトーンというのも、個人的には納得いかない。
自分の好きが詰まっていてかつ世界観を表現できていて、これに加えて、普段の生活時でもがっつりお洒落した時でも映えるものを作りたいと思い、試行錯誤した結果、
「好きなチャームに、好きな色のガラスを盛っちゃえばいいじゃん」
と閃き、この形が誕生しました。
そして、このシンプルな構成だからこそ、異色系ビーズの輝きが活かされるのではないかと考え、花に、葉に、蝶に、思いっきり散りばめました。
結果、精霊さんを宿したような優雅な佇まいになってくれました。
ここで、使用したビーズの色をご紹介します。
オールラウンダーでありながら春の緑芽吹く雰囲気を意識したかったので、添える色味は最小限の輝きにとどめ、緑で遊びました。
同じ緑は緑でも、古くから愛用されている色味と最近の加工技術の発展で開発された色味「エメラルド」と「クリスタルピーコックグリーン」です。
エメラルドはその名の通り、あの宝石のエメラルドを彷彿とさせる、鮮やかながら気品漂う緑が素敵です。
特殊な加工が施されないからこそ、古い時代から、老若男女や世代を問わず愛されている色であり、ある意味「緑」という色味の原点回帰ともいえる色ですので、常に常備している色味の一つです。
一方のクリスタルピーコックグリーンは、見る角度によって紫がかったグラデーションが見られ、非常に幻想的な光を放ちます。
特殊な加工が施されているからこそ、色味の新たな可能性や魅力を引き出してくれ、他の色との美しい色の魔法をみせてくれ、それを見つめる人間の感性を潤してくれます。
ちなみに私もしっかり虜になっていて、ただ見つめているだけでも、時間が溶けるように過ぎていくのです。
なんてことだ。
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また、このハンドメイド作品をはじめ、すべての作品は、自創作に存在していそうなものをイメージして制作しています。
イメージ元になっている自創作はこちら↓
このシリーズは、春の森シリーズのフィナーレ、苔の精霊たちをイメージしたものです。
イサベルの住まいを囲む森には、当然の如く苔も自生しており、そこでは多くの虫や植物たちが身を寄せて暮らしています。
華やかな見た目の虫、真夜中の清々しい夜を連想させる虫、優しい水色が印象的な花、燃える太陽をそのまま地上に降ろしたような花など、いろいろな生物が苔に集まってきていて、イサベルもユウリも、桜とは違う形の花見を楽しんでいます。
意識して見ていると、苔から生まれた精霊たちが、よってきている花や虫と遊んだり、また苔に栄養を運んだりして、自然の営みを粛々と続けていて、2人ともその動きを目で追う楽しみ方も、見出しているようです。
春といえば、桜をはじめ、桃、梅という「花」を連想することが多い中で、敢えて苔を選んだ理由は、自分なりにいろいろなことを学んでいき「苔も桜に並ぶ、風情を感じるもの」という認知に変わったからです。
正直、春の桜に比べると、苔を見に行くための花見ならぬ「苔見」という文化はないですし、どちらかと言えば、主役を引き立たせる役として添えられることの方が多いです。
美しいものを引き立たせるのに、美しさが劣っているものと比較される論理はよく耳にするのですが、私の場合は
「そもそも美しいものの横に、美しいものを置くのだから、美しいのは当たり前では?」
という感覚です。
苔が桜とは違う美しさや気品さがあるからこそ、桜の美しさや気品がより際立つし、苔の美しさにおいても、同じことが言えると思っています。
苔は年中休むことなく、緑がそこにある限り自生しています。
それは季節が移りゆく中で、植物や虫たちの「変わらずここにいる」という安らぎの意味があるのかもしれません。
苔の詳しい生態はわからないのですが、少なくとも人間よりも歴史は長いというのをわかっていて、生き物たちはそれを知っているから、幾年幾月が経っても、変わらぬ姿でいてくれる苔を頼りにしている部分があるのではないかと考えています。
人間も年を重ねる毎にどんどん変わっていきます。
でも、無理に変わらなくていい、あるいは変えたくない、変えてはいけないものもあるのは確かです。
変化の度合いや具合は、人によって全然違うと思われますが、人間の中にも苔的な、いわゆる「変わらないからこそ美しい」部分もあります。
変化を重視し過ぎて、変わってはいけない所まで変わって来てしまっている現代。
今こそ、一旦立ち止まる分岐点に立っているのかもしれません。
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【メンバーシップ初月無料期間のお知らせ】
4月30日まで、メンバーシップの各プランにおいて、
となっています。
ご縁がありましたら、どうぞお越しください。
初月無料期間だけのご利用も歓迎です。
以下、簡単にプランのご紹介です。
(貼り付けております記事は、全文無料で読めます)
●「ゆっくり読み進めたい」
「日常の小さなことから、いろいろなことを感じたい・考えたい」
というクリエイター様には💐↓
●「生きやすさを、いろいろな角度から見つけたい」
「感じることも、考えることも、体感したい」
というクリエイター様に🌠↓
●「違和感からも、なにかを得たい」
「陰も陽も含めて、人間が生きていくことを考えたい」
というクリエイター様に🦋↓
さらなる詳細は、以下の記事にてご確認くださいませ↓
メンバーシップのトップページはこちら↓
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みなさんに、ここで出逢えて嬉しいです。
この記事にお時間をいただき、ありがとうございました。
それでは、今日はここまでです。
みなさんの本日が、素敵なものでありますように。
【お知らせ】
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2024年2月24日、午後2時24分、ハンドメイドショップが、minneでオープンしました!
よろしければご覧くださいませ。
【最新情報】
【minne店】
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もうひとつのネットショップ、【STORES本店】もございますが、こちらから進んでのご案内はさせていただいていません。
本店へのアクセス方法は、下記の要項をご覧くださいませ。
全文は下の記事にてご確認ください。
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SNSでの活動場所を、lit.linkにまとめました。
マップ代わりにどうぞ。
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ワンコインミニセッション(500円)を開設いたしました。
詳しい申し込み方法、セッションの流れは、
に掲載しております。
ご自身のタイミングや縁で、必要になりましたら、ご利用いただけると幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
また、セッションのご感想も別記事にて掲載しておりますので、よろしければご覧くださいませ。
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上のかわいいお花の絵文字は「なるの推し活」様からお借りしました。
ありがとうございます💐